ハウンドドッグに自首した
ジェントル達を見送った後
出久は急いで雄英に戻ります。

その続きです。

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ヒロアカのネタバレ感想182話。183話の予想。こんなライヴ見てみたい!

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雄英高校のゲートの前では
青山が出久の帰りを待っています。

戦闘で汚れた出久がエクトプラズムと
一緒に慌てて走ってきました。

「緑谷くん☆
遅いよー!」

「青山くん!!
ごめんなさい!」

「何故そんなボロボロに!?」

「—…転んだ」

青山も一緒走り出します。

「何やってんのさドジっ子☆
ハイ!着替えて!
皆待ってる」

「ありがとう!」

エクトプラズムが割って入ります。

「待テ

ソノ擦リ傷、土塗レノ顔デ
出ルツモリカ?

ソレデハ楽シマセル前ニ
心配サレルゾ

チャント治シテカラデモ
間ニ合ウダロウ」

場面は体育館に変わります。

ステージの開演を待つ生徒たちが
薄暗闇の中集まっていました。

その中にはエリの保護役の相澤と
パトロールをサボっている
プレゼントマイクもいます。

「さて…どうかな。」

相澤が言います。

『どうかなって!!何が!?
俺ちょー楽しみよ!』

「おまえはどーでもいい
つーかパトロール行けよ」

『ちょっとだけ!
ちょっとだけ』

相澤は危惧していました。

「他科や2・3年には「最近の雄英」に
対する不平不満をA組に向けてる
輩もいる

楽しもうなんて気はなく
品定めの為に来てるって輩が

彼らの目にお遊戯同然に
映らないといいんだが」

ステージのカーテン裏では
A組のみんながそれぞれスタンバイして
待っていました。

観客席の女子がステージに
向かって呟きました。

「演奏とかダンスとか…
フツーに上手にやったところでさ

結局あんたらの自己満足じゃない」

耳郎は緊張の面持ちでマイク前に立ちます。

” 響香、好きにやっていい ”

爆豪が怒鳴りました。

『 いくぞコラァアア 』

【 雄英全員 音で殺るぞ!! 】

爆豪の爆破ドラムで爆音ステージが
始まりました。

文句を言っていた生徒達が
度肝を抜かれます。

演出隊の切島が笑顔で言います。

「開幕爆発!!ツカミはド派手に!」

ダンスチームも派手に踊ります。

耳郎は個性で声を最大ボリュームにして
叫びました。

『 よろしくお願いしまァス 』

ドオと背後で爆豪の爆発が鳴り響きます。

観客席のエリは楽しそうに耳を塞ぎました。

「おお!?いいじゃん!!」

生徒たちが徐々に引き込まれていきます。

ダンスチームの梅雨が振り向きました。

(青山ちゃんと緑谷ちゃんのパート!)

” サプライズ?
文化祭にエリちゃんが? ”

出久はお茶子と梅雨に言っていました。

— これまできっと辛かっただろうし…
「楽しい」って思ってもらえないかなって! —

青山と出久がステージ中央に
飛び出します。

生徒たちが興奮しました。

「息ピッタリ」
「緑谷とレーザーだ!」

ミリオが叫びます。

「見せ場!!」

出久が青山に合図しました。

「いくよ!」

「ウィ☆」

出久は青山を思い切り空中に
放り投げます。

続いて尾白が飛び出しました。

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青山は空中でピカッと光って
会場を照らしました。

生徒たちは爆笑します。

「人間花火かよ」

尾白は青山をキャッチすると
そのままステージに降ろしました。

常闇がズとダークシャドウを出しました。
(そろそろだ)

舞台の袖に引っ込む出久に
お茶子と梅雨が言います。

「デクくん
私もだよ(よ)!」

出久は笑顔で親指を立てました。

ミリオに担がれたエリが残念がります。

「いっちゃった」

「見せ場短けー!!
でも見て!!
何かしてるよ!」

ステージでは峰田が個性で頭から
ボールをポポポポと出し、障子が
客席に向かって投げていました。

客席からはまた笑いが起こります。

「結局なに…?
一発芸大会?」

他科の生徒はまだ
冷めた目で見ています。

2階席にいた切島が隣の瀬呂と轟に
合図しました。

「よっしゃ今だ”せろろき”!!」

「セイ!」
「おお」

瀬呂が会場に向かってテープを
放射しまくり轟が凍気を放ちます。

続いて口田が個性でライトの前の
鳥達に命じました。

「羽ばたく者よ
光源を上下左右に動かすのです!」

爆豪がドラムを乱打して叫びました。

『 サビだここで全員ブッ殺せ 』

会場を覆う瀬呂のテープに峰田の吸着する
ボールがくっつき轟が凍らせると空中に
無数の氷の柱が出来ました。

出久が天井の鉄骨からロープを降ろすと
尾白が青山の背中に括り付けます。

引っ張り上げられた青山は個性で
レーザーを放ち人間ミラーボールに
なりました。

常闇はシャドーにシンバルを打たせて
盛り上げます。

会場全体を使った演出に
観客たちは大いに盛り上がります。

梅雨が氷の柱に飛び移ると伸びる舌で
お茶子を引っ張り出しました。

「楽しみたい方ァァ!!
ハイタッチー!」

お茶子が会場の客たちとタッチすると
みんなが空中に浮きあがります。

「おおおおおお」
「なんだこいつらああ」

障子がステージの芦戸達を
会場に放り投げました。

「行ってこい
ダンス隊!!」

切島は硬化して天井の鉄骨から
轟の氷の塊をゴリゴリ削って歩きます。

「ダイヤモンドダストじゃあ!!」

砂籐が上鳴とアンプをグイっと持ち上げると
お茶子がタッチしました。

「空中ギター!」

芦戸はテープでお客たちを
氷の柱に止めていきます。

「浮いたお客を
テープで安全確保!」

熱気に包まれる会場をマイクの前で
耳郎は見つめていました。

雄英に進路を決めた時のことを
思い返します。

” 父さん、母さん
ウチ、ヒーロー目指す

ウチ音楽の道には…行かない
ゴメン…”

テーブル越しに両親と向かい合い
頭を下げます。

両親は顔を見合わせました。

父親は笑って耳郎の頭に手を置きます。

” ベソかくことかァ
オイオイ!

好きにやっていい

父さんも母さんも
好きだから音楽やってきた

最初は「好き」「かっこいい」
「うまくできた」

些細なもんさ ”

耳郎はステージで無我夢中に
ギターをかき鳴らします。

母親が笑顔で言いました。

” 長く続けてると考えるの

「自分の仕事で他人に
何をもたらせる」か… ”

会場が熱気に包まれる中
反感を持っていた生徒たちも
我慢しきれなくなりました。

” そういう意味じゃ
音楽もヒーローも同じね ”

耳郎の歌声に会場中が
一つになって熱狂します。

耳郎にアドリブを禁止されていた
爆豪が呟きました。

「おめーがするンかい」

盛り上がる会場でミリオは
笑顔を知らず治崎に囚われていた
エリを思い出していました。

— ああ緑谷くん!!

サー!!

見えるかい
緑谷くん!!

サー・ナイトアイ!! —

エリは頬を紅潮させて
興奮しています。

「わあぁ!!
わあぁあ!!」

— 笑ったよ

笑ったよ!! —

ミリオは泣きながら一緒に笑いました。

今週はここまでです。

物凄い大仕掛けのステージでしたね!

アドリブしそうな爆豪がしなくて
しそうにない耳郎がするとは!

かっこよかったです。
耳郎の歌、生で聞いてみたい。

プロになるかヒーローになるか
迷うくらい本格的だったんだなぁ。

そしてエリちゃん
笑ってくれて良かったです。

ここでナイトアイの名前が
出ると切ないですねー。

エリちゃんはまだナイトアイの事
知らないんですよね…。

しかし出久、ジェントルとの戦闘の後に
このステージは本当に大変ですね!

鉄骨持ち上げるよりは青山持ち上げるほうが
楽だとは思うけれども!

今はアドレナリンが出てるけど
切れたらドッと疲れがきそう!

ここから来週の183話の予想です。

もう一周くらい文化祭の回
続いてほしいなぁ。

出久、エリちゃん達と合流して
文化祭を回ってほしいですね。

あとミスコン…。

みんなのステージ後の
楽屋裏も見てみたいです。

ジェントル達のその後も
気になりますが。

ラブラバが落としていった
ビデオって出久が拾ったのかな?

来週も楽しみです。

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というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

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