ブラッククローバー ネタバレ 感想 101話 102話 予想
バネッサの運命を操る力が覚醒し
魔女王VSバネッサ決着です。
その続きです。
ブラッククローバーのネタバレ感想101話
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両ひざをついて、うなだれる魔女王にバネッサが言います。
「アナタとの間に絆なんて無い…」
魔女王は昔のバネッサの事を思い出していました。
幼き日のバネッサが、糸で作った魔女王の人形を
見せに来ました。
「女王さまみて!糸でおにんぎょうつくったの!」
女王は微笑みながら言います。
「あら…よく出来ているわね」
バネッサは笑顔で言います。
「わたし、魔法でみんなを笑顔にしたいの!」
「フフフ…バネッサなら出来るわ」
——— 私は…完璧を求めるあまりに……
大切な何かを忘れていたのね……
不完全だから…
ありのままの感情からこそ得る力もあるのね…
私の元では生まれ得なかった魔法…
自由で…不完全だからこそ…… ——
女王は立ち上がりバネッサに言います。
「…完璧だ 好きにするがいい…私の完敗だ」
ノエルが言います。
「……勝ったの……?」
ノエルの目に涙が浮かび、そのままバネッサに抱きつきます。
「すごいわバネッサ!!アナタの…アナタの魔法で勝ったのよ!!」
その様子にラドロスはヒュ〜と口笛を吹き
ファンゼルも涙目になっていました。
フィンラルはまだ目覚めずうなされており、
アスタは目を覚ましたままぼーっとしています。
倒れているマルスの横ではファナが心配そうについていました。
魔女王はそんな一行を背に
カラス達と共に立ち去ろうとしました。
するとその肩にアンチドリのネロが止まり
女王のイヤリングをコツコツつつきました。
—— コイツは…
「…」
ネロは黙って女王を見つめます。
場面は変わり、アスタ達は魔女王の城にいました。
みんなの傷ついた体は女王が全員まとめて
完全回復し、今一行は女王の玉座の前にいます。
女王は耳のイヤリングをつかみました。
「…オマエ達のいう魔石とはコレのことだろう」
するとアスタの元へポイと投げます。
「私には必要の無いモノだ、くれてやろう」
アスタはビックリして受け取ります。
「え゛っ!?魔石ッ!?ありがとうございまぁぁぁぁす」
(うぉぉぉ何か簡単に魔石手に入ったァァァ コレはヤミさんにホメられるぞ〜〜〜)
フィンラルはどきどきしています。
アスタが女王に聞きました。
「なぁ、白夜の魔眼はコレを欲しがってんだけど…
一体何でか分かるか?てゆーかアイツら何者なんだ?」
女王が答えます。
「…その魔石は装着者の魔力を高める魔道具の一種だが
それを真に使いこなせるのはエルフ族だけだ」
「…エルフ…??」
「エルフの出自は不明だが…数百年前…今でいう
恵外界あたりに生息していた高魔力保持種のことだ」
(数百年って…この人一体いくつだよ!?お肌ハリありすぎだろ)
フィンラルはビックリです。
女王は続けます。
「エルフ一人一人の魔力は非常に高く、
私に匹敵するような者も少なくなかった。
だが…数で勝る人間との争いで敗れ、滅び去った。
——… あのファナとかいう娘の三つ目の眼、
あれは禁術魔法だ。
だがその禁術魔法を発動させたのは
あの娘ではなく【他の何者か】だ…。
禁術魔法はただの人間には手が出せない…。
禁術魔法の発動には途方もない魔と…
何かしらの犠牲が必要となる…。」
あまりの込み入った話にアスタの頭がプスプス言い出しました。
女王の話は続きます。
「古の魔人もエルフ族の長が発動した、最上級の禁術魔法だ。
…もしかしたら白夜の魔眼の者共は…
エルフ族の末裔なのかもしれぬな…」
すごい情報がバンバン出てくるのでフィンラルはレポートの鬼になり
ガリガリメモを取りまくります。
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「そしてアスタ…オマエの持つ2つの剣は…
そのエルフの長が使っていた魔法剣の成れの果てだ」
その情報のあまりの衝撃にアスタの頭は爆発しました。
「どゆことぉぉぉぉ———!!?」
叫ぶとそのままバターンと倒れてしまいました。
「……奴らと戦い続けていけば、いずれその謎も解けていくだろう…」
そして場面は変わり魔女の森の外で、アスタ達が
マルスとラドロスを見送っていました。
アスタがマルスに言います。
「——— ホントにダイヤモンド王国に戻るんだな」
マルスが答えます。
「…ああ。この魔女王の作った”傀儡の血潮”の効能を封じた薬…
これを長命の薬と偽って国王に飲ませ、国王をオレが操ってみせる。
そして…ダイヤモンドを平和国家へと改革してみせる…!!」
マルスはグッと薬の瓶を握りました。
横でつやっつやで鼻歌を歌いながらラドロスが言いました。
「オレはマルスくんを支えてみることにするよ。
どうもそれがダイヤモンドのトップに立つのに
一番手っ取り早そーだからね〜〜〜♪」
そしてファンゼルを見ます。
—— ……アナタに認めてもらえるような存在になって…
いつかまた会いに行きますよ…先生 ———
ファンゼルがマルス達に言います。
「ファナは私達で預かる。
マルス、ラドロス無理はしちゃダメだよ…!」
マルスはファナに向き合います。
「ファナ…すまない、国を変えるまでまっていてくれ。
ダイヤモンドを必ずファナが帰って来れる国にする…!」
ファナは口を堅く結んだあと、マルスに抱きつき言いました。
「待ってるよいつまでも…!ダイヤモンドが平和な国になったら…
一緒に世界を見に行こうね…!」
その様子に周りがひゅーっとはやし立て、
フィンラルは血の涙を流しています。
オレもいつかシスターと…と自分を抱きしめるアスタに
マルスが言います。
「…アスタ、オマエはオレを友だと言ってくれた…。
もしオマエに何かあったら、どんな時でも
どこにいても助けにいく。」
そう言うとアスタに拳をスッと差し出しました。
「友とは…そういうものだろう…?」
アスタも拳をガッと合わせます。
「ああ!マルスが困ったらオレにも言ってくれ!
ダイヤモンドに突っ込んでやるぜ!」
みんなが和気あいあいと過ごしてる様子を
バネッサは少し後ろで眺めています。
そして再び魔女の森を振り返り、魔女王の言葉を思い返します。
—— アナタは自由よ……だけどここはアナタの故郷に変わりない…。
…… いつでも…遊びにいらっしゃい ———… ——
そのまま静かに魔女の森を見つめます。
一行は黒の暴牛のアジトに戻ってきました。
「ヤミ団長ォォォ〜〜〜〜〜腕っっ治りましたァァ———っっ!!!」
両腕を振り上げて泣きながら部屋に入ったアスタを
「おーよかったね」
と軽い返事でヤミ団長が迎えてくれました。
フィンラルも報告します。
「ヤミさぁぁぁん!何と魔石見つけて来ましたよォォォ!!」
「マジか!よし小僧、腕治って最初の任務だ、酒買って来い」
アスタも全力で答えます。
「え゛えええ超速で行って来てやりますよォォォォ」
フィンラルがふと聞きました。
「あれ?他のみなさんまだ帰ってないんスか?」
「あぁどっかでのたれ死んでんじゃねーの?」
「え゛ッ」
そんな不穏な会話の中、バネッサが団長に声を掛けます。
「団長…」
ヤミは新聞を読んだまま返事をします。
「おぉ おかえりー」
バネッサは満面の笑みで答えました。
「……ただいまっ」
今週はここまでです。
魔女王編もここでひと段落ですね。
魔女王、やっぱり色々ネタをくれました!
アスタの剣の事もうっっすらわかってきましたねー。
でも成れの果てって何…!?
白夜の魔眼がエルフ族の末裔っていうのは納得です。
そう言われるといかにもって感じの容姿だし。
ネロもちゃんと側にいてくれたんだなぁ。
ネロも大分謎ですが。
バネッサの猫も出っぱなしなんだなぁ!
可愛いけれども!
意外だったのはマルスの事でしょうか。
ダイヤモンドに帰っちゃうとは…。
しかもファナを置いて!
マルスの計画が上手くいく気が全然しません…。
この話もいつかあるんだろうなぁ。
あと黒の暴牛の皆様の行方が気になる…。
みんな結構な難所に向かってたような…。
ここから来週の102話の予想です。
まず黒の暴牛の他のメンバーはどこに行っちゃったの!
来週にはあっさりみんな戻って来てるのかな…。
今までがちょっとハードな展開だったので
来週は少しまったりするかなと思います。
魔女王に聞いた事も団長に報告しただろうし
水面下で少しずつ謎が解けてきた感じがあるんじゃないかな?
久々にユノ達とか出てきてくれると嬉しいのですが。
もうしばらく見てない気がする。
来週が楽しみです。
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