『外面がいいにも程がある 1巻のネタバレと感想』
表の顔と裏の顔。
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「外面がいいにも程がある ネタバレ」
合コンを開く事になった瀬高。
参加している女の子は山田サチコ、田中ナオミ、佐藤マミ、安野安貴の4名です。
幹事をしているマミとは瀬高の元カノでした。
瀬高は心の中で女の子に点数を付けていました。
安貴と目が合った瀬高。
瀬高の中では彼女は20点でした。
しかし食事の仕方が綺麗な事から彼女の事が気になり始める瀬高。
周囲からも分かるほど安貴の方をチラチラ見る瀬高。
「吉野さんは純情だから襲っちゃだめよ。」
流れで安貴はいじられ始め気を悪くしたのか帰ってしまいます。
「オレのせいだったかな。ごめん・・・」
「マミさんって私をバカにしてますよね。」
合コンに誘っておいて純情だから襲うなという言葉に怒っていたのです。
安貴はそう言って帰ろうとしました。
「明日、仕事が終わったら、デートしようよ。」
瀬高は安貴をデートに誘います。
そして迎えたデートの日。
安貴は普段かけているメガネを外してきました。
容姿も行動も合コンの時とはまるで別人のようです。
安貴はいつもマミに仕事を押し付けられていると瀬高に話しました。
仕事の押し付けを辞めるようにマミに言うという瀬高。
しかし安貴はそんな事はしなくていいと言います。
安貴はマミのパソコンに仕事のファイルデータが一定時間後に削除される
プログラムを仕込んでおいたと言うのです。
データが消えた事で上司から怒られるマミをフォローする事によって
鬱憤をはらしているという安貴なのでした。
「外面がいいにも程がある 感想」
一見地味でおとなしそうな安貴でしたが腹いせの仕方がすごかったです。
仕事のファイルが全部消えてしまうような仕掛けをしているとは。
そんな事をするような子にはみえなかったのですが。
人って見た目によらないんですね。
裏と表がある。おそろしいかな・・・。
「業務上偽装恋愛 ネタバレ」
玉名 栞が今の会社に入社して7か月が経っていました。
自己主張をせず誰も見ていないところで確実に仕事をこなします。
素の自分を出すと男は寄ってこないという事を前の会社で学んだ栞。
控えめでおとなしいOLを演じていました。
「君は僕の理想、そのものです。結婚を前提におつき合いしてください・・・」
会社の御曹司である長洲は栞にプロポーズをしました。
「女性には男の一歩後ろをついてきてほしい」が信条の持ち主の長洲には
栞が理想に近くピッタリだったのです。
栞を食事デートに誘う長洲。
会話を繰り返していく中で長洲が古風な考えを持っている事を知る栞。
「玉名さん、ウチの会社に来た理由って何?」
前の会社を失恋が理由で辞めたと話す栞。
栞の恋人は「同じ義務所のプロジェクトリーダー。
栞は助けたいと思って彼の仕事を手伝っていました。
すると周りからは出しゃばりすぎとかイタイ女だとか陰口を言われ
彼はミスばかりする可愛いだけが特徴の女性に心変わりしてしまったのです。
「僕がついている!これからは僕に任せてくれれば大丈夫だから!」
そう言って泣き始めた長洲なのでした。
翌日会社でちょっとした事件が起こりぐだぐだしている社員たちに腹が立ってきて
本性を出してしまう栞。
すごい剣幕で上司に怒鳴りつけたりしてしまいました。
仕事は無事に終わったものの長洲の目にはどう映ったのか。
長洲はもとまと実鈴の能力を見抜いていました。
長洲についていく事を決意した美鈴なのでした。
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「業務上偽装恋愛 感想」
ありのままの自分を隠し控えめでおとなしいOLを演じる栞。
私も家に居る時と外に出た時の自分は違います。やっぱり周りからの目もあるし
栞の場合は仕事だったけど、何をやるにしてもちょっと周りと違っていたり出来がよかったりしたら嫌味を言う人もいますもんね(泣)。
栞の元カレは酷いです。栞が仕事が出来るからって、
一人でもやっていけるって勝手に判断して別の女性に乗り換えるなんて。
最後に泣き出してしまった中洲は感情移入が強くて涙もろい性格なんですかね。
これも普段とは違った中洲の姿。多かれ少なかれ表裏はあるものですね。
「いたい にがい 少し甘い ネタバレ」
基山と実鈴は会社の同僚で以前付き合っていました。
元カレの結婚式に参加した美鈴。
「俺、結婚しようと思って」
「子供ができてさ だから、実鈴とも、もうこれっきりにするわ」
まさかの二股とデキ婚の事実に驚きを隠せない実鈴。
基山には学生時代から付き合っていた遠距離恋愛の彼女がいました。
実鈴はただの不倫相手だったのです。
しかし基山は会社の同僚なので結婚式に出席しない訳にはいきません。
結婚式が終わると実鈴は行きつけのバーに行き酔いつぶれてしまいました。
翌朝目が覚めた実鈴の隣で寝ていたのは見ず知らずの男島栖でした。
その日から実鈴の家に入り浸るようになった島栖。
普段は手を出さない島栖でしたがある日二人は関係を持ち
実鈴は自分の素直な気持ちを吐き出します。
そして会社で基山と実鈴が二人きりになった時
基山が言った言葉とは・・・
結婚式のスーツを取りに実鈴の部屋に来るという島栖。
ある日実鈴の部屋を掃除しに来る島栖。
その夜島栖と実鈴はキスをした。
「喪失感を味わうくらいなら、踏み込んだ関係なんてほしくない」
その後しばらく実鈴の家に島栖が来る事はなかった。
ある日元カレの子供が社内で話題になった。
将来元カレの子供が実鈴みたいに捨てられなければいいですねと元カレに言いました。
「いたい にがい すこし少し甘い 感想」
二股とデキ婚を同時に聞かされた実鈴が可愛そうでした。長距離恋愛でなかなか会えないから不倫するなんて最低です。
そんな人の結婚式なんて本当は行きたくなかったと思います。
それでも会社での付き合いがあるからと言って参加した美鈴は偉いと思いました。
最後に島栖が元カレにビシっと言ってくれてスッキリしました。
この瞬間、実鈴は絶対に島栖の事が好きになったと思います。
「優しい毒薬 ネタバレ」
彼氏の浮気が突然発覚した杏奈。
ラブホテルの前で雅也が知らない女性と抱き合う画像を会社の友達からもらった。
その日は家に居たと嘘をつく雅也。
雅也の浮気はこれが二回目で気まづくなるのが嫌だった杏奈は
いつもと変わらない態度で雅也に接した。
家に帰ると雅也がハンバーグを用意してくれていた。
卵アレルギーがあるためハンバーグが食べられないという杏奈。
「大丈夫だよ。 杏奈でもたべられるように作ったから。
杏奈用ハンバーグだよ」
そう言って優しく微笑む雅也を見て泣いてしまう杏奈。
でもそのハンバーグには少しだけ卵が入っていた。
杏奈に卵を克服してほしくて雅也が入れたのです。
大事には至らなかったが一日入院する事になりました。
その時荒野が病院に飛び込んで来ました。
「そうやってムキになるほうをバカにして、杏奈さんの気持ち閉じ込めてたんだろ」
「ごめん。俺杏奈は優しいから杏奈だったら許してくれるって・・・」
「杏奈さんが悪いみたいな言い方をするな
優しいんじゃなくて自分に甘いだけの男なんだよ」
荒野は雅也に言いました。
アレルギーの重大さも浮気の深刻性も分かっていない
雅也にとって自分の命なんて軽いのだ
この男は命をかけて愛すべき男ではないと思った杏奈。
「ごめん別れて」
そこに荒野は卵なしのハンバーグを作って持って来てくれました。
本当の優しさを感じた杏奈なのでした。
「優しい毒薬 感想」
浮気をしておいてしらばっくれる雅也、謝りもしない雅也に腹が立ちました。
そんな雅也に対しても普段と変わらずに接する杏奈の懐の大きさがすごいと思いました。
卵アレルギーの杏奈のために卵なしのハンバーグを作ったという雅也。
でも、実は少しだけ卵が入っていて杏奈が危険な目に。
なんで少しだけ卵を入れたのか意味がわかりません。
アレルギーの重さも、浮気の深刻性も分かっていない。本当にその通り
だと思います。
雅也と別れて正解だったと思います。
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