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僕のヒーローアカデミアのネタバレ感想191話。192話の予想。潜入捜査って事?

エンデヴァーは激闘の末に黒脳無を撃破し
新ヒーローの存在を国民に証明しました。
が、力尽きた時突然荼毘が現れます。

その続きです。

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僕のヒーローアカデミアのネタバレ感想191話。192話の予想。潜入捜査って事?

エンデヴァーの視界がボヤけます。

― 目が霞む…

誰だ… ―

ゼエゼエ息が上がります。

スウ…と視界が晴れました。

至近距離まで来た荼毘が言います。

「おまえがいるとは聞いてねえ」

「―――…!!

…あのスナッチを
殺害したそうだな。

敵連合 荼毘…!」

荼毘はススと両手を構えるとフッと
青い炎を放ちます。

エンデヴァー達の周囲一帯が
炎の海に包まれました。

荼毘は笑います。

「スナ?誰だっけ?

んなことより少し話そうぜ?
せっかくの機会だし。」

炎の壁の外にいるヒーロー達は
近づけません。

「アッチチ!!」
「燃える!!アッツ!!」

「んだァ青い炎!?
エンデヴァーじゃない!」

「すげェ勢いだっ!」

上空ではテレビ中継のヘリが
実況を続けていました。

『 敵連合!!荼毘です!!
連合メンバーが!!

炎の壁を展開しエンデヴァーらを
囲い込んでおります!! 』

中継を見ていた相澤が言います。

「あいつか…!!
堂々と…どういうつもりだ」

轟は荼毘と以前会っていました。

“悲しいなぁ轟 焦凍”

― 荼毘…!! ―

炎の中でエンデヴァーは崩れ落ちます。

「ぐっ…!」

ホークスが慌てて止めました。

「いや、あなたは休んでて下さい。
俺やります。

ザコ羽しかありませんけど…
時間稼ぎくらいは―――…」

荼毘が前方から近づいてきます。

「勘弁してくれよ。

そこの脳無を取りに
来ただけなんだ。

俺が勝てるハズねぇだろ。

満身創痍のトップ2相手によ。」

ダッと猛ダッシュして炎を放つ直前
炎の壁を飛び越えてヒーローが
割り込んできました。

「ニュース見て”跳んで”きたぜ!

面白ぇ事になってんな
エンデヴァー!ホークス!

てめェ連合だな!
蹴っ飛ばす!」

ラビットヒーロー ミルコでした。

荼毘が見上げます。

「ミルコ…!?
ったくいいとこだったのに…

氏子さん。」

突然荼毘の口からゴポと
黒い液体が溢れました。

液体は荼毘を包み込んでいきます。

「また今度な№1ヒーローさんよ。

また話せる機会が来るだろう。
その時まで…

精々頑張れ
死ぬんじゃねえぞ。

轟 炎司!!」

ミルコが飛び蹴りします。

「今話してけ」

蹴りは黒い液体をすり抜け
荼毘は姿を消しました。

ミルコは自分の足の匂いを
スンスン嗅ぎます。

「消えた…クソ…臭ッ!
これって…神野ん時の
アレじゃねえか?」

ホークスは周辺をキョロキョロ
見渡します。

「……とりあえずは……」

炎は沈静化しヘリコプターは
実況を続けます。

『 危機は…
荼毘は退き…敵は…消えました…!!

―――っ私の声は彼らに
届いておりません…しかし!
言わせて下さい!!

エンデヴァー!!
そしてホークス!!

守ってくれました!!命を賭して!
勝っくれました!!

新たなる頂点がそこに!
私は伝えたい!!

伝えたいよあそこにいるヒーローに!!
ありがとうと!!」

ホークスがヘリを見ながら
エンデヴァーを支えます。

「一件落着ぽいですね。」

市民達が熱狂する中エンデヴァーは
意識を失いました。

場面は深夜の工場跡地に変わります。

ホークスは羽の剣を荼毘に
突きつけ言いました。

「色々話が違ってた。」

「そうだっけ?」

「もっと仲良くできないかな
荼毘。」

荼毘は笑って言います。

「ザコ羽しか残ってなかったんじゃ
ねぇのか?」

ホークスも嘲笑して答えました。

「嘘つきと丸腰で会うわけには
いかなかったからな。」

荼毘を睨みました。

「予定じゃ明日、街中じゃなく
海沿いの工場だったはずだ。

それにあの脳無
これまでのと明らかに
次元が違ってた。

そういうのは予め
言っといてほしいな。」

荼毘は笑ったまま答えます。

「気が変わったんだ。

脳無の性能テストって
予め言わなかったっけか。

しかし違うというなら
そっちもそっちだぜ?

“適当な強い奴”って言ったろ。

№1じゃテストにならねえ。
程度を考えろよ。」

「№1に大ダメージ。
喜ばれると思ったんだけどな。

約束は破ってない。
反故にしたのはそっちだけだ。」

「いきなり№2ヒーローを
信用しろって方が無茶だぜ。

今回はおまえの信用テストでも
あった。」

荼毘はホークスの羽の剣を避けて
前に歩き出しました。

「何で今日のアレが
死者ゼロで済んでる?

俺たちに共感して協力願い出た
男の行動とは思えねえや。」

「こっちも体裁があるんだって。

ヒーローとしての信用を
失うわけにはいかない。

信用が高い程仕入れられる
情報の質も上がる。

あんたらの利益だ。
もうちょい長い目で
見れんかな。

連合の為を思うからこそだよ
荼毘。」

「まァ…とりあえず
ボスにはまだ会わせ
らんねぇな。

また連絡するよホークス。」

荼毘はホークスの脇を通り過ぎ
出口に向かいます。

ホークスは帰路の道中
事の経緯を思い返していました。

“敵連合に取り入れホークス”

ヒーロー公安委員会会長達に
ホークスは突然命令されました。

「は?ちょっと待って下さい。
意味がわからない。

そっちで捜索チーム組むんでしょ?
グラントリノさんとかが。」

「どこで聞いた?
まだ公表してない話だ。」

ホークスは口をつぐみます。

会長が言いました。

「そういうところよホークス。
あなたは目聡く耳聡い。」

公安の男が続けます。

「神野の戦いは拉致被害者の
安否もあり事を急いた。

結果情報が足りず
相手の力を見誤った。

闇組織を根絶する為に
多くの情報がいる。

特にあの改造人間…
オールフォーワンの
力だけであれが造れるのか…

連合に関する全てを丸裸にしなければ
同じ過ちを繰り返す事になる。」

ホークスは訝しみます。

「取り入る間奴らが出す被害は?
目を瞑れって?」

「瞑れる男だと見込んでの頼みだ。

名誉名声に頓着がなく
ただただ”長期目標”を
見据え動く。

君程適任な者はいないと
考えている。」

ホークスはエンデヴァーの入院している
病院を訪れました。

包帯を巻かれ腕を吊っている
エンデヴァーがホークスに
気付きます。

― エンデヴァーさん
ごめんなさい。

俺は―――… ―

その頃海を見ていた荼毘は呟きました。

「…ああ

あいつか!スナッチ。」

ツギハギの顔からジワ…と
血が流れ落ちます。

“遺族の気持ちを考えた事は
ないのか!!”

「ハハ…

考え過ぎてイカレたよ。」

血を親指で拭いました。

今週はここまでです。

急展開に次ぐ急展開で
クラクラしますね!

ホークスそーだったの!?
って感じです~。

まったく気づきませんでした…。

しかし公安からの命令とはいえ
ちょっと酷な気がしますね。

潜入捜査中の一般人の被害には
目を瞑れというのは…。

結局瞑りきれずに
全員救助してましたが。

そりゃそーだ。

しかも荼毘、ホークスの事
全然信用してないし!

そりゃそーか。

ホークスの言い訳も
大分苦しそうですよ…。

下手すると連合にも公安にも
悪い意味で利用されそうで怖いなぁ。

荼毘のセリフも意味深で…。

荼毘も何かの事件の遺族って事?
意外と轟親子の事に詳しかったり…。

今後明かされていくのでしょうか。

ここから来週の192話の予想です。

ひとまず黒脳無の一件は片付きましたね。

エンデヴァーのいる病院に
轟兄弟達は見舞いに来るのかな。

ぜひ来てほしいですね。

お母さんは流石に無理だろうけど。

エンデヴァーの容態も
気になりますし。

眼がヤバそうで。

そういえば顔面の炎が流石に消えてますね!
子供達、こんなお父さん見るのも
久しぶりなのでは!?

オールマイトも見舞いに来て欲しいです。

今なら以前よりも色々腹を割って
話せるんじゃないかな?

ホークスは潜入捜査が続くので
荼毘とまた接触するかもしれませんね。

正直心臓に悪いです。

エンデヴァーは勘が良いらしいので
ホークスの事気付いてくれないかな~と
ちょっと期待しています。

来週も楽しみです。

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