血の轍 3巻のネタバレと感想。4巻の予想。静一の反撃

スポンサーリンク

『前回2巻のあらすじ』

しげるが落ちた崖の縁で抱き合う静子と静一。
やがて静子は、しげるを探しに森へと向かっていきます。
静一も、後を追います。

二人は倒れているしげるを発見します。
傍らでは叔母が必死にしげるに声をかけていました。
しげるは、息を吹き返すのでした。

病院へ搬送されたしげる。
しかし、目を開いたまま問いかけに応えず、意識が戻りません。

静子と静一は、警察から事情聴取を受けます。
しかし二人は、嘘の証言をし、自分達から疑いの目を逸らしました。

静子と一郎がしげるのお見舞いに行っている間に、静一のクラスメイトである吹石が静一の家を訪ねます。

吹石を自分の部屋に招き入れ、ラブレターを受け取る静一。
そこへ、忘れ物を取りに来た静子が帰ってきて、吹石と鉢合わせするのでした。

吹石が帰った後、静子は静一がもらった吹石からのラブレターを読み、涙を流します。
そして、ラブレターを破くように静一に言います。

静子は静一が別の女性に取られてしまうことを受け入れられないのです。
静子と静一は、二人でラブレターを破り、キスをするのでした。

気持ち悪い!この母親、過保護過ぎます。
普通は息子がクラスメイトからラブレターをもらったら、喜ぶものでしょう。

百歩譲って、嫉妬するとしても、一緒に破いてさらにキスまでするとは。
吹石に危害が及ばないかが心配です。

スポンサーリンク

『血の轍3巻のネタバレ』

忘れ物を取りに行って帰らない静子を心配して、一郎も家に帰ります。
すると、静子は目を見開き、一郎を罵倒して、病院に戻るように威嚇します。

それから3週間。
しげるはまだ意識が戻りません。
静一は、罪悪感からか、吃音症となってしまいます。

吃音症が治らないまま始業式を迎える静一。
クラスメイトとの会話もままならず、下校の時間になるとすぐに学校を飛び出します。

そんな静一の様子に気付いた吹石は、静一に声をかけます。
そして、ラブレターを読んだか静一に尋ねるのでした。

読んだと答える静一に、吹石は返事を求めます。
静一は、「ママがいるから」と言い残し、そそくさと家路を急ぐのでした。

吹石は、静子からの虐待を疑います。

静一が家に帰ると、静子と一郎が、しげるの見舞いに行く行かないで言い争いをしていました。

怒った一郎は、静子には内緒で静一だけ連れてしげるの入院する病院へと向かいます。

病院に着いた静一は、意識の戻らぬしげるを前に、大粒の涙を流します。

家に帰った静一と一郎。しかし、静子の姿はありません。
一郎は、飲み会に出かけてしまいます。

帰ってきた静子が静一に、どこへ行っていたのか尋ねます。
静子は、静一と一郎が、しげるの見舞いに行ったことを察し、激怒します。

そして、静一と二人でこの家を出ていくことを決意するのでした。
静一にそう提案すると静子は、静一にキスをしようとします。
それに静一は吐き気を催し、静子を突き飛ばすのでした。

ついに静一は静子に反発しました。
これからは母親の言うなりにならず、自分の道を生きてほしいですね。

『血の轍4巻の予想』

静一の静子に対する逆転劇が始まるのではないでしょうか。
でも結局、静子にはかなわず、また静子の支配下となりそうですが。
吹石は虐待を疑っています。
先生などに相談して、静子の異常性が明らかになっていくのではないでしょうか。

というわけですが、最後までお読み頂いてありがとうございました!

スポンサーリンク