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ヒロアカ(僕のヒーローアカデミア)のネタバレ感想162話。163話の予想。まだ仮免!?

瀕死のサー・ナイトアイは最後の力で
立派なヒーローになる未来のミリオを
見た後静かに息を引取りました。

その続きです。

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ヒロアカ(僕のヒーローアカデミア)のネタバレ感想162話。163話の予想。まだ仮免!?

出久達が戦っていた頃、
とある山間部ではグラントリノが
黒霧を追いつめていました。

「この数日の間に目撃情報が
集中した。

連合で最も厄介なお前さんさえ
捕えればあとは芋づる式だ。」

黒霧がうつ伏せに倒れています。

後から追ってきた塚内警部が慌てて言います。

「頭と両手周囲にもゲートを出せる。
気をつけて。

そいつの拘束は難しい。」

うつ伏せのまま黒霧が言いました。

「ここ…「野人が出る」って
少々噂になってまして。

知りませんか?
グラントリノ。

少し目立ってしまったようですが
仕方ありませんね。

私、その野人に用がありまして。」

グラントリノは上から見下ろします。

「あとでゆっくり聞かせてくれや。」

ズンッと地響きが響き渡りました。
とっさにグラントリノが周囲を見渡します。

黒霧は話を続けます。

「あの方は常に未来を見据えている。」

オール・フォー・ワンの言葉を思い返します。

― 覚えていてくれ。
この先【もしも僕がいなくなってしまった】ら
弔を守れるのは君だけになる。

その時君が不安を感じるようであれば
彼を頼るといい。 ―

さらに大きくズンッと地響きが起こります。

「塚内警部、グラントリノ。
あの方が育てていたのは
死柄木弔だけじゃないんですよ。

オールフォーワンの忠実なる僕、その一人。

“ギガントマキア”」

山のような巨人が奥から現れました。

一方一夜明け、病院のテレビでは
あるニュースが流れ続けていました。

『 犯人護送中の襲撃事件という
前代未聞の失態。

重要証拠品の紛失も確認されており
警察への批判が高まっています。 』

リカバリーガールがニュースを見ています。

「ずうっとこの話だねェ…」

出久はニュースを見て愕然としました。

「治崎が…死柄木に…。」

相澤が冷静に言います。

「おまえが責任を感じる事じゃない。
気に病まなくていい。

とりあえず生徒を学校に戻す。
通形はもう少し様子を見るとの事だが、

他は治癒してもらって完治してる。
そろそろ来る頃だ。」

「あたしゃもうちょっと
ここの患者さん治癒して
回ってくるかね。」

出久が相澤に聞きます。

「僕も…エリちゃんが目覚めるまで
いちゃダメですか。」

「おまえがいても状況は変わらない。
お医者さんに委ねるしかない。」

「………。」

出久は少し考えた後言いました。

「先輩に挨拶してきます。」

「あ…オイ今は…。」

相澤は駆け出す出久を一瞬
引き留めようとしましたが
思いとどまりました。

病室に行くとミリオが元気に
下半身を持ち上げて足を
グルグル動かしていました。

「オイっす―――――!!

おはよう緑谷くん!!

なんか俺だけもう一日
様子見入院だって!!

こんなにも元気なのに!!

ちっくしょ――――!!」

「先輩……。」

出久が声をかけるとミリオは
足をピタッと止めました。

「わかってるさ。

“個性”も失って
ナイトアイまで逝ってしまった。

笑ってられるような
心境じゃない。

だからこそさ。」

ミリオは口元を引き締めて
起き上がりました。

「ナイトアイさ、君にはああだったけど
俺と話す時はけっこう笑って
くれてたんだぜ。

だからメソメソしない。

だって俺はこの先
“立派なヒーロー”に
なるからね。

俺が暗い顔してたら
エリちゃんも辛いだろうしね。」

出久はサーがワンフォーオールを
ミリオに継がせたがってた事を
思い返しました。

「先輩は…”個性”を消されても
一人で守り続けたんですよね。

それに比べて…

守らなきゃいけないエリちゃんに
助けられて

先生にも助けられて…。

もし先輩が後継者だったら
ナイトアイだって…!!」

[やはり”ワン・フォー・オールは
ミリオに継がせるべきだった]

サーの言葉がこだまします。

― オールマイトの未来だって――… ―

「もし…!僕が”個性”を
先輩に渡せるって言ったら…

そしたら」

「いらないです。」

ミリオはあっさり返しました。

「もし仮に本当にそんな事が可能で
俺が譲ってもらったとしてさ、

そしたら今度は君が
苦労するだろう!

何をしょぼくれてんのか
知らないけど

君はよくやった!
ヒーローデクだよ!

それに昨日イレイザーから
エリちゃんの話を聞いてるんだ。

今後もしエリちゃんが”個性”を
しっかり扱えるようになったら

“個性”を持ってる状態に
戻してもらえないか頼んでみる。

それがかなわなければ
元通りになれよう色々やってみる。

とにかく俺は大丈夫。
ナイトアイの予知がついてるんだ。

だからさ!!
笑っていようぜ。」

ミリオは出久の頬を軽く殴りました。

「――――はいっ。」

病室の外ではオールマイトが
二人の会話を聞いていました。

ミリオは休学という形を取ることになり、
出久達は学校へ戻ることになりました。

出久が引きつった笑顔で
ミリオに言います。

「―――…待っています。」

翌日、寮を出る二人の姿がありました。

「爆豪行くぞ。」

「うっせえな行くわ」

「仮免講習の時間だ。」

轟焦凍と爆豪勝己の二人でした。

今週はここまでです。

ギガントマキア、デカいです~。

何メートル!?
そして首からぶら下げてる
許可証みたいなのは何!?

出久はオールマイトから力を
受け継ぐのが自分で良かったのか
悩む回でしたね。

エリちゃんと先生に助けられたとはいえ
今回の騒動は間違いなく出久がいたから
収束に向かったと思うので。

ミリオの言う通り、誇っていいんじゃ
ないでしょうかね。

あとはエリちゃんが個性を
扱えるようになって、
ミリオの力が戻ることを祈ります。

オールマイトの力も
エリちゃんの巻き戻しの個性が
あれば戻るのかなぁ?

でも力は出久に譲渡してしまっているので
やはりそれは無理なのか…。

ここから来週の163話の予想です。

ミリオの状態をねじれや天喰は
知っているんでしょうかね?

サーの事も含め、ショックだよね…。

そして久し振りに学校に
話が戻ります。

轟と爆豪はまだ仮免状態だった!

忘れていましたよ~!!

とゆーか八斎會編が長かったので
何日も経過した気がしてましたが
1日位しか経ってないんですよね、多分。

なんて濃い一日だ…。

爆豪も轟も超実力者なので
問題なく仮免受かると思うのですが。

来週は仮免習得するのかな?

それにしても気の合わない二人…。

来週も楽しみです。

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