黒の暴牛の大躍進の貢献者、アスタを団長が
魔法帝のいるステージに投げ飛ばします。
その続きです。
ブラッククローバー ネタバレ感想106話。107話の予想。セッケはせこい。
ステージに上がったアスタに観客やレベッカが
大歓声を送ります。
ユノが笑いながら迎えました。
(昨年からの伸びは黒の暴牛の方が圧倒的に大きい)
「アスタ、相当な数の星を獲ったみたいだな…だが…
魔法帝になるのはオレだ。」
アスタもユノを指さして怒鳴ります。
「オレだっつーの!!
つーかオマエの団の方が勝ってるだろが!
オマエこそ調子に乗るなよ!?」
大歓声の中、アスタがユノに言います。
「今回は負けたけど、次はお前の2倍星獲るもんね!!」
ユノも応えます。
「じゃオレはその2倍。」
「にゃにををを!?じゃーオレはその5倍じゃああ!!」
「今オマエはオレの何倍星獲ることになってる?」
「えっっ!?え~~~~~…10倍??」
「20倍だバカ。」
「ムキィィィィィ」
魔法帝が紹介します。
『 いやぁ―――すごい登場だったね。
彼が黒の暴牛で最も活躍した新人、アスタだ!』
アスタが軽く挨拶します。
『 ユノくんとアスタくんは共に新人の中で、
星取得数一位二位の期待の新星だ。
彼らは入国してたった半年で素晴らしい功績を挙げた!
しかも同郷の幼馴染で、二人とも弱冠16歳だ。』
会場の客たちは感心します。
「おぉ…!若いのに凄い二人だ―――!」
「どこの貴族だろうか…!?」
するとセッケが大声で周りに聞こえるように言います。
「いや、あの二人最果ての下民らしいぜ!!
しかもアスタってヤツは魔力が全く無い
インチキ野郎だとか―――!!」
大声を出した後、セッケはコソッと人ごみに隠れます。
(アスタのヤロ~~~、どんなセコイ手使ったか知らねーが
ガンガン結果だしやがって…!
もうこうなったら極限まで足を引っぱってやるぜ…!)
途端に観客に動揺が走ります。
「下民だって……!?」
「うそ…本当に実力で勝ち取ったのかしら…!?」
レベッカは苛立ちます。
(またコイツらこんなことを~~~~~)
ざわつく会場を見て、ユノが風の精霊ベルに言います。
「ベル」
「なに――――?」
「全力だ」
途端にユノの周りに風が巻き起こりました。
凄まじい風とオーラに会場中が驚きます。
アスタも訳が分かりません。
「? ユノ、何してんだ?」
ユノは笑いながら言います。
「アスタ…二人でした修行を思い出すな。」
「ん?」
アスタに向けて、突然ユノが強烈な風魔法を放ちました。
咄嗟にアスタも反魔法の剣で、ユノの魔法を弾き飛ばします。
反動で会場全体に強風が巻き起こりました。
おさまった頃にアスタが息を切らして怒鳴ります。
「って…毎度いきなり何すんじゃオマエはぁぁ~~~~~!!!
晴れ舞台で殺す気か、ユノテメコノヤロー!!」
ユノはしれっと答えます。
「生きててよかったな。
アレで死んだらオマエはそれまでの男。」
「何をををを」
観客たちは二人の力を目の当たりにして驚きます。
「………何て威力の魔法なんだ………!!」
「……そしてその魔法を防いだぞ……!!」
セッケもガクガク震えます。
(全っっ然レベルちげえ~~~~…!!)
改めて魔法帝が観客に言います。
『 ……二人の力を見て、まだその功績を疑う者がいたなら
出てきてほしい。
…確かに二人は下民だ。
だが誰よりも努力しこの場所へ辿り着いた…!!
誇り高きクローバー国民よ!!
二人の新人魔法騎士に拍手を!!
そして―――― 』
拳を振り上げて力強く言います。
『 身分の違いを乗り越え一丸となって
この国を勝利へ導こう――――――!!! 』
「魔法帝…!!」
「下民も…やるんだなぁ……」
「そうだ…身分がどうとか言ってる場合じゃないかもな……!
我々も…共に頑張ろう!!」
ざわざわしていた会場がしだいに大歓声に包まれます。
その様子を見てアスタがユノに言いました。
「ユノ…」
「ああ」
「オレ達…」
― ここまで来たんだな…!! ―
二人でステージ上から観客たちを見下ろします。
魔法帝が言います。
『 とっても盛り上がって来たところで…
残りの順位を発表していくよ―――!!
3位”銀翼の大鷲”!!
星の数95!! 』
ノゼルは無表情です。
『 4位”碧の野薔薇”!!
星の数83!! 』
「姐さんっ!去年より一つ上がりましたよっ!」
ソルが伝えますが、シャーロットは泥酔してます。
『 5位”紅蓮の獅子王”!!
星の数76!! 』
「…あの馬鹿共…!」
新団長は面白くなさそうです。
『 6位”翠緑の蟷螂”
星の数69!! 』
「去年と同じかよ。
にしてもヤミのヤロォ~~~~」
ジャク・ザ・リッパーは面白くなさそうです。
『 7位”珊瑚の孔雀”!!
星の数67!! 』
ドロシーは寝てます。
『 8位”紫苑の鯱”!!
星の数51!! 』
新団長は、まあ仕方ないですね…と髭を撫でます。
『 9位”水色の幻鹿”!!
星の数49!! 』
リルはショックを受けて、顔面蒼白になります
「さ…最下位…!!な…何で!?どうして!?」
「オマエがアホな絵ばっか描いて
しっかりしてねーからだろ。」
笑って馬鹿にするジャックの言葉にさらにショックを受け、
そのままアスタに泣きつきます。
「アスタく~~~~ん!何でそんなに星もらえたの~~~!?
教えてよ~~~」
「わっ リル!?」
アスタもビックリします。
(この人本当に団長か…?)
ユノは冷めた目で見てます。
離れた場所から見ていたソリドは
グラスを持つ手をワナワナ震わせて悔しがります。
「黒の暴牛に…ノエルのいる団に負けただとォォ~~~」
観客たちの中にいたカホノは喜びます。
「やったねノエル~~~~~♪」
「フンっ!当然よ!」
「次は1位だね、きっと~~~~♪」
功績発表が終わり観客はさらに盛り上がります。
「今期も頼むぞ魔法騎士団~~~~~~!!」
ステージの奥から誰かが石段を登ってきます。
― フ…余興にしては上出来な盛り上がりじゃな…
さぁ、最高の歓声で迎えよ民衆共。
クローバー王国 国王の登場じゃ!! ―
今週はここまでです。
結果発表終わりです。
最下位はリル団長の所でしたねー。
一番カドの立たない人が最下位でよかったのでは…。
って言うと可哀そうだけど。
しかしやはり黒の暴牛の2位は衝撃を呼びましたね。
ヤミ団長席外しててよかったのかも。
表情には出さないけどノゼルは意外とショックだったのかも。
あとセッケも久しぶりに出ましたね!
この人忘れた頃に出て来るなぁ。
相変わらず気持ちがいい位の器の狭さ。
でもなんだかんだ言って初期からずーっといますよね。
そしていつもユノに悪事を覆される…。
こりないなー。
しかしユノもやる事が突然で怖い!
アスタもビックリですよ!
いきなり風の精霊の全力魔法て!
いやでも押さえていたとはおもいますが。
ユノは親しくなればなるほどいたぶってくる
S気質があるなぁ。
ここから来週の107話の予想です。
今まで存在をあんまり意識しませんでしたが
国王がいるんですよね!
何かそんな事言ってたような(ぼんやり…)
アスタやユノがあまりにも魔法帝の事言うから
魔法帝が一番偉いような気がしてました。
まだシルエットしか出てないから若いんだか年なんだか。
しかし結構な上から目線だな!
実際上なんだけども。
来週で星果祭編は終わりかな?
シャーロット団長は目覚めるのだろうか…。
意外といい祭りでしたね。
ノエルとアスタもちょっと距離縮まった気もするし。
シャーロット団長とヤミ団長の馴れ初めも聞けたし。
何よりキアトやカホノの体が完全復活したのが
良かったー。
あれは痛々しかった…。
アスタの腕も復活したので
また誰かと任務に行く話とか見たいですね。
今週はここまでです。