ブラッククローバー ネタバレ 感想 103話 104話 予想
カホノの提案でアスタとノエル、キアト、カホノで
星果祭をWデートすることになりました。
その続きです。
ブラッククローバーのネタバレ感想103話。
「さあっっWデート開始~~~~~!!」
カホノは両手を広げて大はしゃぎです。
が、その後ろでノエルはあわあわしています。
(だだWデートって…だだ大胆すぎだわ!!)
― カホノ…こんなこと言うなんて…
アスタのこと…もしかして………!?! ―
ノエルはやきもきしはじめ、キアトは
(カホノ…!オレと海神の女神をくっつけるために…!)
― さすが我が妹……!!お兄ちゃん頑張るよ―!! ―
と妹に感謝し、アスタはやっぱりWデートの
意味すら分かってません。
発案者のカホノは
(フフフ ノエル!このままだと私がアスタとお祭り
楽しんじゃうよ~~~)
― 闘って勝ち取らないと何も叶えられないよ!! ―
ノエルを煽る気満々です。
早速アスタの腕をぐいっと組んで
「ほらほらアスタ!めいっぱい遊ぼ~~~~!」
「お おうっっ!」
と祭りに繰り出します。
ノエルはあわわわわ腕なんか組んじゃってまあと
固まっています。
その後順調に4人で祭りを回り、
屋台や大道芸、射的などを楽しみます。
「わぁ―――――い!!魔力操作ゲームで商品ゲット~~~!!」
「すげーぞカホノぉぉぉ!!オレ魔力ねーから
まずゲーム出来ねぇぇぇ」
カホノとアスタは楽しそうにハイタッチします。
そんな二人の様子を見てノエルは少しもやもやします。
(……あの二人…何だかお似合いね)
はっ として何で私がそんなこと気にしなきゃいけないのよよよ
と取り乱します。
カホノはアスタにこしょこしょっと
「ねえアスタ!アスタにとってノエルってどんな存在??」
と聞いてみました。
「どんなって…ん―――そーだな~~~…」
答えようとしていた所に子供の泣き声が聞こえてきました。
「おかあさ~~~~ん」
女の子が一人、人ごみの中で泣いています。
「オーイ大丈夫…」
アスタが女の子に声をかけようとした時
周りの人達の声が聞こえてきました。
「…迷子か?」
「親はどうしたんだ?」
「あの身なり…」
「何てみすぼらしい…!出稼ぎに来た下民の子かしら」
「うるさいなぁ…下民はやはり躾もなってないようだ」
「下民が星果祭の楽しいムード壊すなよな、まったく…!」
アスタは以前聞いたシスターの話を思い出します。
―― 上の界では高魔力の人しか生きていけない。
低魔力の下民への差別があるの…
…同じ人間なのにね… ――――
するとノエルがスッと泣いてる女の子に元にかがみこみます。
「どうしたの?何をそんなに泣いてるの?」
女の子に聞いてみますが、口調がきつくて
女の子が泣き止みません。
「ほらっ!泣いてばかりじゃわからないじゃないのっっ!
しっかりしなさい!」
そんな二人の様子を見て、アスタはひらめきました。
「見てろよ~~~ほっほっほっ」
大道芸人のようにボールに乗り、小さいボールで
お手玉をします。
それを見たカホノは即興で歌を唄います。
『 ポンポンポ―――ン♪なんでもできるぞ超人アスタ――♪
背ぇ小さいけど声デカイ―――♪
あったまワルイけど筋肉モリモリ♪』
「なんか悪意ない!?」
アスタがつっこみます。
今度は歌に合わせてキアトが踊ります。
『 魔法使えないけど、どんな魔法もいっとーりょーだん♪
魔法使えないけど不可能なんてない 超人超人超人アッスッタぁ――♪ 』
三人の息の合ったパフォーマンスに
周りの人達も歓声を送ります。
泣いていた女の子もすっかり夢中になりました。
(海神の女神よ…!見てくれキミに捧げる舞を…!)
そんなキアトの踊りはまったく見ずに、ノエルは女の子に聞きます。
「アナタの名前は何ていうのかしら?」
「エマ!」
笑顔になった女の子は答えます。
唄い続けるカホノにノエルが言います。
「カホノ!歌魔法でこの子の名前を周りに伝えられないかしら!?」
「そうか―――!任せて~~~~~!」
すぅぅ~~~っと息を大きく吸うと
『 エ マ 』
と歌魔法に乗せて、街中に聞こえるように言いました。
そのかいあって暫くして女の子のお母さんが来ました。
「よかったな!母ちゃん来てくれて」
喜ぶアスタに女の子がお礼を言います。
「おねーちゃん達ありがと――」
お母さんは女の子に言います。
「お母さんは働きに来ているんだから…
アナタもじっとしていなきゃダメだって言ったでしょ!?」
「ごめんなさい…お祭り…楽しそうだったから……」
お母さんはノエルにも
「本当にありがとうございました――…」
と言いかけてノエルの服の装飾に気付きました。
「! その飾り――……!!王族…シルヴァ家の……!?」
驚いて謝りました。
「も…申し訳ございません―――!!
娘が何か粗相をしませんでしたでしょうか…!?」
周りの人達もノエルが王族のシルヴァ家の人間とわかり、
ざわつき始めます。
ノエルは言います。
「―――そう私は王族よ。
この国で最も魔力が優れているとされる者…。
だからこそ、誰にも手を差し伸べるべき…!
自分の方が上だと自惚れ周りを蔑むなんて
そんなもの、心が貧しい者のすることだもの」
その言葉に周りの人達もギクッとします。
ノエルは女の子の頭に手をのせ言いました。
「―――エマもお祭りを楽しんでいいのよ…!
王族も貴族も平民も下民もないっっ!!
みんな一緒に楽しみなさい―――っっ!!!」
拳を振り上げて言うと周りから歓声が起きました。
アスタはそんなノエルを笑顔で見ています。
― アスタにとってのノエルって――… ―
さっきのカホノの質問を思い出していました。
「そうだなぁ――――
ノエルのこと 好きっちゃ好きみてーだなぁ」
突然アスタから向けられた言葉にノエルは
真っ赤になって固まってしまいます。
「~~~な゛っっ…何いってんのよ急に――――!!?
頭オカシイんじゃないの~~~~~!!?」
思いっきりアスタを突き飛ばしました。
「ぶわぁぁぁぁ」
アスタが遥か遠くへ飛んでゆきます。
カホノは苦笑いしてため息をつきました。
「やれやれ、鈍感男とツンデレ娘なんだから」
まだ赤くなってるノエルに言いました。
「それじゃーノエル!今度は私とデートしよっ♪」
キアトは えっ と焦ります。
突き飛ばされたアスタはびしょ濡れになりながら
皆の所に戻る途中でした。
「ちくしょ~~~~ノエルのヤツ いきなり何すんだ」
めっちゃ飛んだよ!? とブツブツいいながら歩いていると
男たちがざわざわと遠巻きに誰かを見ています。
「オイ! アレ見ろよ!」
「うぉ――すっげー美人…!」
「可憐だ…!」
「どこかの名家のご令嬢か…?」
「ちょっとオマエ声かけて来いよ!」
「いやムリだろ!」
銀髪の綺麗な女性がテラス席に一人座っています。
アスタもほえ――…と見とれてしまいました。
(確かにすげーキレーな人…)
するとそこへ酒に酔った貴族らしい男が従者を連れて
女性の元へ寄ってきました。
「お~~~~うむうむ麗しい!
よし!今宵の相手はそなたに決めた!
まずは一緒に祭りを楽しもうか。
さぁついて参れ」
「あれは…バミルトン家のバルマン男爵…!」
女性はスルーして一言も口を聞きません。
男爵は強引に女性の手を掴みました。
「ん~~~~!?この私を無視するとは…イイ度胸じゃあないかい!」
アスタが
「…オイ――」
と、止めに入った瞬間茨の群れが男爵たちを襲います。
「え」
アスタも一瞬止まります。
「…貴様こそ…」
女性が口を開きました。
そこへソルが洋服を持ってやってきます。
「せっかくのお祭りなんですから、
もう少しおめかししちゃいましょうよ~~~~♪
――――って…
何してんですか!?姐さんっっ!!」
「私を誰だと思っている」
茨の剣を手に女性が言いました。
「この魔法は………!!碧の野薔薇の団長ぉぉ――」
アスタもビックリです。
今週はここまでです。
相変わらずアスタは天然たらしだ…。
でもノエル良かったですね!
大分距離が縮んだ感じがしますよ。
それにしてもビックリなのは
お兄ちゃんのスーパーポジティブですよ。
ノエルにあれだけシカトされても
まるで気付いてない!
どころかノエルがアスタを好きな事も
まるで気付いてない!
ノエルもお兄ちゃんの気持ちに
まるで気付いてない!
三者三様に鈍感なんですね…。
あとカホノの作詞はどーなんだ…。
ここから来週の104話の予想です。
まさか碧の野薔薇の団長が出てくるとは。
ノエルと兄妹かと勘違いしてしまいそうな程
惚れた男への態度が一緒なんですが…。
ツンデレ仲間ですね!
もしかしたらヤミ団長も出てくるのかな?
ヤミ団長とは年齢、一つしか違わないんですねー。
大人の恋愛だぁ。
ぜひ進展してほしいけど無理そうだなぁ…。
名前、シャーロットっていうんですね。
それすら知らなかった…。
アスタは人の懐に入るのがうまいので
ぜひシャーロット団長と距離を縮めて欲しいですね。
来週も楽しみです。