ハイキュー!! ネタバレ感想 236話 237話 予想
今回は対戦校である椿原学園の回想シーンから始まります。
【たった2人で俺たちを引っ張ってくれた3年生は泣いていた】
【俺たちは何もやってねぇから涙も出ねぇ】
一年前、初めての春高出場をつかんだ椿原学園ですが、結果は一回戦敗退。
ちょうど前回までの烏野の様に緊張のあまり自分たちのプレーができなかったんですね。
ドンピシャのトスをもらって水を得た魚の様に生き生きと攻撃を仕掛ける日向に翻弄された椿原学園は、たまらず1回目のTOを取ります。
「僕らは10番(日向)を止めに来たんじゃなくて 試合に勝ちに来たんだよ」という椿原の監督の言葉に、椿原学園の選手たちは「『烏野押せ押せムード』変えたろうぜ」と気合を入れなおします。
今までの対戦校の監督は「10番をなんとかする」といった指導をしていたイメージがありますが、この椿原監督は選手の困惑と士気を上手に調整していますね。
一年前に辛酸を舐めたからか、越後を筆頭とした選手もきっちりと気持ちを入れ替えて烏野に向かってきます。
影山の強烈なサーブを上げた丸山の「春高(ここ)に”参加”しに来たんじゃねえんだ 勝ちにきたんだ」というモノローグからも、椿原学園の覚悟のほどが伝わります。
その覚悟を表すかのように、丸山から繋がれたボールを越後が上げ、寺泊が撃ち落とします。
観客席の頭上を飛んでいくボールに解説も「高校生とは思えないパワーですね」とのコメント。
全国レベルの牛島・木兎ほどではないのでしょうが、寺泊もかなりのパワースパイカーのようです。
烏野15-椿原17
しかし、烏野もパワーでは負けていません。
負けじとエース・東峰がボールを叩き込みます。
烏野16-椿原17
ここで日向が後衛のローテ。
椿原の観客席から安堵の声が漏れます。
ただ、セッターである越後にとっては”嫌なターン”。
日向が後衛に下がるということは、ブロックの要である月島が前衛に上がってくるということだと警戒を高めます。
月島も越後のことを見ているので、白鳥沢戦の時の白布同様にセッターにプレッシャーを掛けていく気満々です。
リード・ブロックで上手にワンチ(ワンタッチ)を重ねていきます。
両チーム、フロアディフェンスも上手に機能してなかなかボールが落ちません。
緊張のラリーの中、椿原学園のラストはレフトの寺泊に託されます。
月島は寺泊のコースがクロスに偏りがちだというデータから、クロスを締めます。
しかし、寺泊は『ナメんな』と開いたストレートに強烈なスパイクを打ち込みます。
三枚ブロックを上手に抜いたストレート。
その先に居たのはなんと、日向でした。
ブロックに跳んでいた月島も、カバーに入ろうとしていた田中も影山も、コート外の西谷も身体に当ててあげた日向を見ます。
【今までも見たような光景 でも 違う ラッキーでそこに居たワケじゃない 今 確実に 上げに行った】という烏養コーチのモノローグで236話は終了です。
ついに日向のボール拾いの成果が目に見える形となって出てきましたね!
日向サーブ・月島サーブのローテでは、リベロ西谷がOUTするのでフロアディフェンスが最も手薄でしたが、日向の選球眼を持ってフロアディフェンスが機能すれば少し守りが固くなるので期待大ですね!
また、今回は椿原学園の回想で、春高初戦という大舞台での緊張とそれに伴うプレーの低下が浮き彫りになりました。
あれだけ烏野を苦しめた青葉城西ですら全国出場経験がないと考えたら、確かに出場するまでの努力や苦悩がプレッシャーになってしまいますよね……
努力してきた時間の分、3年生のほうがプレッシャーを感じていそうですが、影山の復活を信じて待っていた東峰・澤村はさすがですね!
また、白鳥沢戦同様相手にプレッシャーを掛けていく月島のスタイルはさすがです。
◆ここからが次の237話の予想!
椿原学園戦も佳境へと入ってきました。
ようやくお互いに緊張が解けて本来のプレーが始まる……といった感じですね。
白鳥沢戦でのトータル・ディフェンスに日向が参加していくという形になるのでしょう。
今はまだ体に当ててあげるというレシーブの日向ですが、椿原学園戦のうちに綺麗に上げるかもしれませんね!
また、日向がパワーアップするとそれに触発された月島のドシャットが見られるかもしれません。
寺泊もパワースパイカーなので月島のドシャットに期待しましょう!!