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虹 甘えてよ 4巻のネタバレ感想。日和の思いが切ない・・

虹 甘えてよ 4巻のネタバレ感想記事をお届けします。

虹 甘えてよ 4巻のネタバレ感想。日和の思いが切ない・・

「東大って 幼稚なんですね…」

そう見下した言い方をする大学時代の桐生先生。

桐生先生は、他の人とは比べものにならないほどの天才だが、プライドが高すぎるゆえに周りとうまくやっていけていない。

周りの人たちに嫌がらせを受け、馬鹿にされ…しかし、桐生先生は“すべては天才を排除しようとする凡人のせい”と考える。

そんな経験をしながら 高校教師となっていく。

現在に戻り…桐生先生は、今日から衣替えか、と意味深な感じで フッと笑う。

一方、岳は、虹を帰りに送りたいと思い自転車を置いてくるほどに虹を想っている。

そして、夏服に変わった虹にドキッとし目を奪われる。

そんな純粋な恋とは全く違い、桐生先生は、冷酷な笑顔で日和に近づき翻弄する。

日和に意味有り気に触ったり、岳の話をして気がある風を装い煽ってきたり、

さらには数学準備室に呼び出し2人っきりになったところで…日和を押し倒しキスをします。

その頃、岳と虹は昇降口で2人きり。

岳は言葉を慎重に選びながら、虹に「お前の柔道着姿が好きだった。ポニーテールとかも。」

と言い、柔道から離れている虹にもうすぐある予選会に出て欲しいことを暗に伝える。

岳にそんなことを言われた虹は、体育の授業でポニーテールにする時に意識してしまう。

岳は、バスケの大会でも大活躍。

そんな岳に美波が声援を送る。その声に岳は驚くものの、虹と日和が話している様子には、

より動揺しバスケでもミスする。

日和の虹への話し方は、どこか冷たい。それは岳への想いが強いゆえなのか。

どうせ岳と両思いなんだろう、と言い、そんなことないと言う虹に対して

たたみかけるように、それがウソだったら無限に恨むけど…と言う。

困惑する虹に対して最後は、ウソだよ、バカ、と言ってごまかすが。

動揺する虹に気付き近づいて優しく接する桐生先生。そのために虹は教室に戻るのが遅れる。

その間に美波たちが、虹の机に置いてあった制服を汚し、下着を黒板に貼り付ける。

そして黒板に、こんな下着を着ているから痴漢にあう と書くまでもする。

それに対して、岳は激怒し虹を守る行動にでる。

虹が岳と日和の二股をかけている、と疑いをかけられることにも

「俺が一方的に好きなんだよ」と宣言して虹を守る。

ここまでしてくれる岳への想いを認める虹。

その岳の告白を聞いて日和は苦しい表情をする。

しかし、恥ずかしそうに岳が教室を出て行き、気まずい雰囲気になったその場を

日和が笑顔で、ごめんね 青春中でと言って和ませる。

それで大ごとにならずに済んだかと思ったら、授業のためにきた桐生先生が

黒板の落書きを見つけ証拠写真として撮影。それを元に生徒に圧力をかける。

岳は、日和に迷惑をかけてしまったので嫌われて当然と思い、自分のことを許さなくていい

と日和に告げる。その言葉で日和をより傷つけるとも知らず。

日和は友情から虹を桐生先生から守ろうとするが、先生はその友情をバカにして笑い飛ばす。

日和の友情も愛も幻想だと。岳への愛は勘違いだとまで言う。

そして、「近い将来 君は僕を好きになる」と勝手に予告する。

そんな桐生先生の言葉に刺激されて、日和は寝ている岳にキスをしてしまう…

岳に気付いて欲しいという思いもありつつ、起きないことにホッとする 日和。

しかし、実際には岳は起きていて気付いていた。不器用な岳はそれを隠せず真っ赤になる。

その様子に、すぐに日和は嫌がらせだとごまかすが…

とうとう気持ちを明かす。

「俺 ゲイなんだ…お前のことが好きなんだ。気持ち悪いだろう」

「ずっと虹になりたいと思っていた」

虹甘えてよ 4巻の感想

岳と虹がいい感じになってきた一方で、日和の思いを考えると切ないです。

日和の友情を大切にする姿にもグッときます。

そんな日和を翻弄する桐生先生。何がしたいんだーと思ってしまいます…

日和にキスされ告白された岳がなんと言うのかが気になるところです。

また、桐生先生の今後の動きも気になります。