「はじめての虐殺」は「寺田」という青年の登場から物語は始まります。
はじめての虐殺 1巻のネタバレ感想。2巻の予想。
寺田はアニメーション制作に携わる青年です。
彼の作る魔法少女アニメは称賛の的で作品作りの志も人一倍高い。
ところで、寺田の周りには「ロリコンオタク」がゴロゴロしています。
しかし、その実、寺田自身もロリコンなのをしたたかに隠して生きているのでした。
ある日、寺田の先輩と先輩の彼女と寺田の三人で飲みに行くことになりました。
先輩は酔いつぶれて居酒屋で眠ってしまいます。
先輩の彼女と一緒に先輩を自宅まで届けた後、寺田は先輩の彼女に誘惑されてしまいます...。
誘惑に逆らえず...というより、誘惑に乗ったふりをして先輩の彼女とベットを共にする流れになるのですが。
所詮、「ふり」なので、大人の女性である彼女に性欲を感じず、体が付いていかない寺田。
いざ、彼女に挿入という所でも使い物にならなくなってしまう寺田に「恥をかかされた!」と激怒する先輩の彼女。
ここで、寺田は「自分がロリコンなのがバレてしまった」と焦るのでした。
というか、ここで「ロリコン」と疑う人いますかね?どっちかっていうと「ゲイ」かな?って思う人の方が多いと
思うんだけど。
それだけ、寺田は「ロリコン」であることにビクビクしてるってことなんでしょうね。
寺田は、会社の先輩達と仕事の「打ち合わせ」と称して、またも「飲み会」に誘われます。
しかし、行ってみると実際は「飲み会」などではなく、会社の先輩の自宅で先輩の姪っ子の「りあなん」ちゃんの
コスプレ撮影会なのでした。
先輩の家はとても汚らしく、本当に「りあなん」ちゃんが先輩の姪っ子なのか疑いを持つ寺田。
何より、こんな不潔な家に何日も子供を預ける親などいるだろうかと思うのでした。
「怪しい!」。そう思った寺田は先輩宅を物色します。
すると、「りあなん」ちゃんのランドセルを見つけます。
そのランドセルには「りあなん」」ちゃんの本名が書かれており...。
その「本名」を検索してみると不明女児としてニュースになっている少女だったのです!
会社の先輩たちは「りあなん」」ちゃんを誘拐してきたのです。
警察に連絡しようとする寺田は先輩たちに見つかり、拘束されてしまいます。
そんな危機的状況の中で突然玄関がぶち壊され、「スクール水着」を着た4人の女児たちが登場。
一瞬にして会社の先輩達を惨殺します。
「ロリコンは殺すしかない」と恐ろしいことを言う可愛らしいスクール水着を着た女児たち。
自分もロリコンである寺田は自分も「殺される」とおびえます。
すると、その時「先生!」と女児たちが呼ぶ人物が現れます。
謎の検査薬で異常な反応の出た寺田は、どこかへ連れていかれそうになりますが隙を見て、逃げ出す事に成功します。
何とか、スクール水着女児たちと先生から逃れた寺田は友人の藤本に匿って貰います。
実は藤本も「隠れロリコン」だということを知らない寺田。
案の定、二人の前に再びスクール水着女児たちが!?
と思ったら、やってきたのは神7(かみせぶん)と言われる女児たちでした。
「隠れロリコン」の藤本は神7に無残に切り刻まれてしまいます。
いよいよ、次は「俺の番だ」と覚悟する寺田。
そると、今度こそスクール水着女児たちがやってきます。
しかし、寺田を殺そうとする訳ではなく神7VSスクール水着女児になるのでした。
神7の方が圧倒的に強く、次々に倒されていくスクール水着女児。
その時、寺田が!?
突然「覚醒」して、一瞬にして神7を倒してしまいます。
寺田にとっては「スローモーション」の動きが女児たちの目から見ると一切見ることのできない高速な動きなので
した。
神7を倒した寺田は、力尽きて倒れてしまいます。
スクール水着女児たちによって、どこかの施設に連れて行かれる寺田。
施設にいた一人のスクール水着女児から寺田は事情を聴く事になります。
世界では「LOウィルス」が蔓延しており、ウィルスに感染した「ロリコン」は女児を襲ってしまうようになる
為、秘密裏に結成された女児集団組織が感染したロリコンを抹殺していたのでした。
ここで、疑問が。寺田は感染してないの?
どうやら、寺田は感染はしているが他人に感染させず症状が出ないタイプらしいのです。
その為、特殊な研究対象および利用価値のある人間として保護されたのでした。
引き続き、感染した「ロリコン」退治に向かうスクール水着女児たち。
運転手になった寺田。
今度の「ロリコン」は今までのロリコンたちと違い、強いらしくスクール水着女児たちは苦戦を強いられます。
どうやら、感染者には「ステージ」が存在し、今回のロリコンは「ステージ3」だったのです。
さらに、「ステージ4」のロリコンも登場。
もはや、ステージが上がり人間の形を成していない異形な姿となった「ロリコン」に立ち尽くすスクール水着女児
たちなのでした。
はじめての虐殺 1巻の感想
1巻の感想は、何といっても秘密裏に結成された女児集団が「スクール水着」着てるってことでしょうね。
ロリコンを倒すのにロリコンの好む格好しているっていう矛盾がとっても面白いと思います。
寺田は本当なら殺される立場にいながら、なぜか「スクール水着女児」の運転手兼用心棒になっていくストーリー
展開もワクワクするかなと。
ただ、ちょっとだけ思うのは「ロリコン」って男性だけしかいないんでしょうかね?
そして、「ロリコン」はみんな「女児」が好きなんでしょうかね?
「男児」好きの女性の「ロリコン」もいてもおかしくないと思うんですけどね。
はじめての虐殺 2巻の予想
2巻の予想は、「神7」と「スクール水着女児」の関係が明かされるのではないでしょうか。
同じ「ロリコン」を倒す目的にも関わらず、なぜ敵対するのでしょうか?
そして、寺田はただの「ロリコン」の特殊ケースなだけなのでしょうか。
覚醒したときの「強さ」を考えると「特殊ケース」というだけでは説明できない何かがあるようで。
なんだか、「ボーンアイデンティティ」みたいになってきてるなと思いました。
「LOウィルス」にも注目したいと思います。