美醜の大地 26話のネタバレ感想。27話の予想。
屋敷の火事で顔が崩れ落ちてしまった敏江。
菊乃たちの医院に駆け込む。
その医院の一室で、敏江はハナの整形前の元となる顔型をみつける。
顔型を手に持つ敏江を青ざめた表情で睨みつける菊乃。知られてしまった今、先生だけでも
守らなければと決意する。そんな菊乃に対して、出来るんじゃない、と意外な一言を放った
敏江。あたし、わかったの…と言葉を残し部屋を出ていく。
そして、顔が崩れた状態のままで医院も出て行き森の奥へ姿を消してしまった。
菊乃は、行かせてはいけないと思いつつ、これ以上敏江の狂気に関わりたくないという
恐怖からただ敏江の背中を見送ることしかできない。ハナ、どうしよう…と崩れ落ちる。
その頃、絢子と清二郎は、清二郎の父親が用意してくれた家に来ていた。
安全が確認するまではここで生活するようにと父は言い去っていく。それを見送る2人。
その時、清二郎は火事の時に屋敷の前で泣いていたサチを思い出し、なんで泣いていたのか
疑問に思う。
その燃える絢子の屋敷を遠くからみつめる一人の男の子。
それは、進司でした!!
屋敷の中で眠っていた進司に、暗くて顔の見えないハナが「逃げなさい」と言い外に逃げる
ことができていた。
「おかあしゃん…」と言いながら走っていく進司。
翌朝、目が覚めて地蔵のそばで泣きじゃくる進司。そこに一人の男が声をかける。
ハナの協力者 鶴田だった。
鶴田は、行くところのない進司を孤児院に連れて行く。
孤児院にいった進司は、誰にも心を開くことなく母を恋しがって泣く日々…
しかし、鶴田はそんな進司よりも深見のことが気になっていた。
どこかで変な真似をしてなければ…と心配する。
その深見は、喫茶店で綿貫から話を聞いていた。
深見は、弁護士として相談するフリをして綿貫にさぐりを入れる。ハナや敏江・サチの
情報を手に入れるために綿貫をうまく利用しようとしている。
そして、綿貫の書いた殉職者の記事について話し始めると、綿貫は青ざめていく。
以前、弁護した女性が、〝市村ハナ〟にはめられていた、と言ってたことも話すと
綿貫はますます青ざめていく。
たたみかけるように、その女性に関係したことを調べてわかったことも話し
全てが連続事件で全てに市村ハナが関わっているのではないかと思っていると伝え
綿貫に襲ったのが本当に一人だったのか尋ねる。
その問いに言葉を詰まらせる綿貫。
知っていることがあれば自分を信じて教えて欲しいと、私たちは協力すべき関係にあると
思わせようとする深見。
話すことを決心した綿貫から深見はサチや敏江・ハナの行方を探ろうとする。
一方、屋敷の焼き跡から進司の手がかりを見つけようと必死なサチとそれにつきあう森哉。
サチは必死なため森哉の言うことに思わずキツく言ってしまうがそれに森哉は顔を赤くし
ときめく。
進司を探すために走り出したサチは、その道で深見と綿貫に出くわす…そこで26話は終わる
ハナのまわりで色々な人が様々な動きをしているのが今回の話でよくわかりました。
深見も巧妙に綿貫を取り込んでいくし。
消えていった敏江の行動が気になります。次はどんな行動に出るのか目が離せません。
そして、出くわしたサチたちと深見&綿貫。ここから深見はサチに近づき探り出していくのだろうか…
また森哉のサチへのトキメキの進展も気になります。