サイソウラヴァーズ4巻のネタバレ・感想
未来のから来たという雪也さんが前回衝撃の真実を明かしました。
彼らは、そんな悲惨な未来を回避できるのでしょうか?ついにクライマックスかもしれません。
「海と・・・同じ日に蓮 オマエも死ぬんだ」
雪也さんは未来のことを告白します
ある日ケンカをして蓮は海を抱いたまま家を飛び出しトラックに轢かれてしまいました。
12月14日に海と蓮は死にました。
雪也自身はどうやって未来から来たのか自分でもわかりません。
2人が死んでからの記憶がほとんどないのです。
一番最後の記憶は大晦日の夜雪が積もってそれを眺めていたことでした。
次の記憶では蓮と出会う一か月前に戻っていました。
蓮ともう一度やり直したいと考えました。
そして合コンで知り合うことに……。
雪也さんの目的と過去(未来?)が明かされましたね。
結局、未来では二人が死亡して、その未来を変えるために動く雪也くんの物語でした。
蓮が血相変えて、海がいなくなっちゃったことを告げます。
何回も運命を変えようとしても、結果が変わることのない現実があります。
二人を助けて未来を変えたい!その一心で来た雪也でしたが、「もう無理だ!オレ一人で何が出来るんだよ」と弱音を吐いてしまいます。
蓮が後ろから雪也に抱きつき、「何で一人で戦おうとするの?」と雪也を諭します。
蓮は気づきます。
失敗するって分かってもしちゃう自分に。
しょうがないと諦めていた自分に。
自分のイライラが家族をバラバラにしてしまったことに気づき、自分が変わることを決意します。
その時、猫の鳴き声と一緒に海の鳴き声が聞こえます。
雪也が離婚を切り出したのは蓮の覚悟を図るためだったのです。
海を手放したりしないように蓮に変わって欲しかったのです。
そして、雪也も自分が変わる必要性があることに雪也も気づきました。
未来で壊れてしまった夫婦の関係、家族の関係を壊れないように毎日過ごし12月14日その日が来ました。
もし未来を変えられたら、今日越えて3人で生きていこうと決意します。
そして、運命の日を迎えます。
サイソウラヴァーズ 4巻の感想
次回は運命の12月14日になります。
二人で運命を乗り越えること決意した二人に降りかかる試練とはどんなものでしょう。
このままハッピーエンドにはならないでしょう。気になる点は二つあります。
ひとつは二人の覚悟だけで未来を変えられるのかという点です。
もう一波乱ありそうな気がします。
まあ、ほかの人物は今のところ出てこないので杞憂かもしれません。
もうひとつは未来を変えた後の雪也の存在です。
こうゆう話って消滅したり、未来に戻ったりが多い気がします。
次回、ドキドキのラストパートになりますね。