4分間のマリーゴールド3巻のネタバレと感想。最終話の結末とは!?
『前回2巻のあらすじ』
みことは、気管挿管の実習を受けることにしました。
患者の歩から、実際に気管挿管を行うための同意を得ます。
自暴自棄になっている歩。理由は、歌をやめてしまったからです。
歩は、家族とも絶縁状態です。
廉はみことに、沙羅を好きなのか聞きます。
みことは、好きだと答えます。
それを聞いた廉は、みことと家族をやめると言うのでした。
みことは、人の最期が視えることをおばあさんに話しますが、それを歩に聞かれてしまいます。
そして実際に、みことの言っていたとおりの最期をおばあさんは迎えます。
歩はみことにそのことを聞きました。
みことは、大切なのは、大切な人との何気ない時間だと歩に教えるのでした。
みことは自分自身のことに立ち返ります。
沙羅と共に大切な時間を過ごしたいと明確に思うようになるみことでした。
『4分間のマリーゴールド3巻のネタバレ』
広ちゃんの出発の日、みことと沙羅と廉は見送ります。
広ちゃんはみことと沙羅に笑顔で尋ねます。
二人の関係は進展したのかと。
頷きながらも、はっきりしないみことに広ちゃんは、どんな選択でも、そこに愛があったらいいと笑い飛ばすのでした。
みことは、黒沢夫人の追悼ミサに呼ばれます。
その会場の愛情に満ちた雰囲気に、みことは言葉を失います。
みことは、沙羅に残された日を思い、黒沢夫婦みたいに46年も連れ添うのは無理だと呟きます。
それを聞いた黒沢は、46年だろうが1日だろうが、夫人と出会えて幸せだったとみことに話します。
みことはその言葉に勇気をもらいます。
沙羅を教会まで呼び出すみこと。
ついにみことは沙羅にプロポーズをします。
全てをかけて沙羅を愛することを決めたのでした。
沙羅はプロポーズを承諾し、結婚が決まるのでした。
最愛の人からプロポーズをされ、幸せを噛み締める沙羅。
その一方で、沙羅の死の受け止め方を自問自答し悩むみこと。
いずれ訪れる沙羅の死。
自分はそれまでに沙羅に何がしてあげられるだろうか。
そしてついに二人は、運命の時を迎えるのでした。
ついにみことはプロポーズという大きな決断をしましたね。
大沢夫妻の存在が、みことの中で大きく、勇気をもらえたのでしょう。
二人がずっと一緒であることを願いましたが、そうもいきませんでした。
ですが、例え短くとも、二人が一緒に過ごした幸せな時間は、一生胸に宿るものだったでしょう。
大切なのは、どれだけ一緒にいたかではなく、何がしてあげられたかなんですね。