骨が腐るまで 7巻のネタバレと感想。8巻の予想。 シンと椿。
「お前がやったんだろ!全部…」
シンタロウが明かした犯人の名前は椿でした。
驚いた様子の竜と遥。
シンタロウの言葉を撤回させようとしました。
「私がやる理由なんてわかりきったことじゃない」
椿が事件の全てを話し始めました。
シンタロウは最初の電話がかかってきた時から5人の中に内通者がいるのではないか
と疑っていました。
北浜先生の住所を聞いた時それは確信に変わりました。
なぜならシンタロウは3年前にその住所の近くで
椿に会っていたからです。
元々幼女趣味があった北浜は遥を狙っていたと言います。
遥の後をつけていきシンタロウの父の死体を見つけた北浜。
北浜はそれを引き合いに出して遥を脅しにかかりました。
それに気づいた椿は自分が身代わりとなる事で遥を救いました。
それがシンタロウに対しての償いにもなるだろうと…。
父を殺す事に直前になってためらっていたシンタロウの気持ちに気付き、椿はずっと罪悪感みたいなものを抱いていました。
明が自主をしようと言い出した事で計画を乗っ取る事を決断したと言います。
どんどん人を殺し来るっていく北浜。
そんな北浜に4人が苦しめられている事を知った椿。
椿は自主すると北浜を脅し自分の身体を差し出し続ける事で
手を引かせました。
自主したがっている明の存在が邪魔だった椿は明を殺しました。
そしてシンタロウに明をバラバラにさせ自主を阻止したのです。
北浜の家を音連れた椿。
北浜は遥を犯し、シンタロウを拷問すると言い出します。
そんな北浜を椿は気が付けば絞め殺していました。
全てを話した椿。
くやしさのあまり涙があふれてきます。
「自主する前に親父に合わせてくれ」
父の骨は椿が洞窟に戻していました。
「椿、俺はお前を許さない」
しかしシンタロウは自分にも罪がある、許されない。
と言いました。
椿がこんなふうになるまで手を差し伸べてやれなかった自分にも責任がある。
こんな俺でいいならずっとお前のそばにいさせてくれ…と。
4人はその後自主して罪を償う事を決めました。
椿以外の3人は少年院に2年入り
椿には懲役8年という罰が下されました。
あれから4年の月日が流れ仮釈放となった椿。
「シンちゃん、ただいま」
「どこにも行くな!ずっとそばにいてくれ…」
久しぶりに4人は再会しました。
4年ぶりに会った4人は何も変わる事なく浅間で笑い合い話をしたのでした。
『骨が腐るまで 7巻の感想』
シンタロウは椿の事をずっと疑っていたのかもしれません。
自主をすると言い出した明を殺してしまった事も気付いてはいたけれど
椿の事がそれでも好きで。
最後には全員で自主して罪をつぐなってくれたので良かったです。
シンタロウと椿と遥の三角関係が気になります!
『骨が腐るまで 8巻の予想』
自主して罪を償って出所した4人。
4人はこれからどのような道を歩んでいくのでしょうか。
どんな理由があったとしても
人を殺す事はいけない事だと思いました。