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この愛は、異端 2巻のネタバレと感想。3巻の予想。悠人と淑乃の愛。

『この愛は、異端 2巻のネタバレ』

以前両親と来た海にベリアルと2人できた淑乃。

ベリアルはというと女性たちに囲まれて楽しそうにしている。

本当は友人たちと来るはずだった淑乃。
友人たちは全員生理がきて来られなくなったのです。

友人たちに生理を起こさせたのがベリアルだと知ったら淑乃は怒るだろうな(笑)。

淑乃は両親と来た海と今にギャップを感じ、岩場で1人いじけていました。

もう一度家族と海に来たかった。
それを聞いたベリアルは両親を蘇らせる事が出来ると言います。

「人を生き返らせるのも永遠の若さも人間の理に反する事だから」

淑乃はそう言って断りました。

淑乃が年齢を重ねてもベリアルはずっと若いまま。
ベリアルとは違う世界にいるのだと実感した淑乃でした。

アパートに帰るとアパートの前には旭がいました。

淑乃が最近元気がないから話を聞くぐらいならできるという旭。
旭に優しくされる度自分の置かれた状況とのギャップに悲しくなる淑乃。

私はこういう人と家庭を築きたかった。

旭に敵対心というか悪い虫扱いをしているベリアル。
恐ろしい声を出して旭を黙らせました。

アパートに帰ったベリアルは淑乃と来年も海へ行く約束をしました。

アメリカにある大企業が倒産。
そこはベリアル上司のサタンの会社です。

その時インターホンが鳴りドアを開けるとサタンとセーレが立っていました。

食事に誘うサタン。
ベリアルだけが本来の天使の姿を保てると言います。

そしてベリアルに淑乃に情など移すなと忠告しました。

天使の姿がどうしても見たい淑乃。
ベリアルはキスをもらって天使の姿を披露しました。

天使の顔はイケメンでしたが好みではないという淑乃。
悪魔か悠人の姿の方が好きだと。

どこかでその天使を見た事があるような気がした淑乃でした。

美大では文化祭が始まり淑乃たちは模擬店を出す事になりました。
隣に店を出しシフトが被った旭と淑乃。

淑乃は旭が妙にやつれているように見えた事が気になりました。

1日中動き回って疲れた淑乃。
木陰のベンチに座りビールを飲みました。

胸元にこぼしてしまったビールを拭いてあげようとするベリアル。
自分で出来るからと断る淑乃。

独占欲が強いベリアルは突然キスをしました。

何も頼んでいないキスは今月分。
そう言われては断れません。

キスをしながら悠人の手は
淑乃のブラをずらしてスカートの中に入ってきました。

既に濡れているそこを始めて触られた淑乃。
淑乃は喘ぎ声をこらえる事が出来ませんでした。

それは淑乃を繋ぎとめておくためにベリアルがとった行動でした。

すぐに家に帰って続きを始める2人。
気持ちよさに抵抗する事が出来ない淑乃なのでした。

翌日、文化祭依頼に見た旭は異常なまでにやせ細っていました。
旭は淑乃とベリアルの幻覚や幻聴があると言います。

性的虐待を受けているなら力になるという旭。

自分を純粋に愛してくれる旭。
旭にキスをされ自然と涙がこぼれる淑乃なのでした。

嬉しいと思う反面、旭をこれ以上巻き込む訳にはいかないと思う淑乃。
ベリアルと自分の関係を全て話しました。

それでもあの男を愛していると。

旭を殺し地獄に連れていくと言い出したベリアル。
淑乃は自分の貞操を交換条件として出すしか出来ませんでした。

容赦なく貞操を奪う事で旭には手を出さないという条件をのんだベリアル。

旭に酷い仕打ちをした上に自分の魂と貞操をも奪おうとしている。
しかしそれでも淑乃は悠人を嫌いになる事は出来ませんでした。

ベルトを外そうとする悠人。
その時悠人は淑乃の涙を見ました。

二度と旭と関わらないという事を約束しそれを貞操の代わりの条件としました。

そのまま姿を消したベリアル。
貞操を守れたのになぜか涙があふれてくる淑乃。

それは淑乃がずっと前からベリアルを1人の男として愛していたから。

翌日、結婚式に参加した淑乃。
自分には訪れる事のない結婚。

それを奪っておいてどうして自分を拒絶するのか。

「虚構なんかじゃないっっ 本物の家族が欲しいの!!」

どれだけそばにいて優しくしてくれたとしても
ベリアルには愛がない。

すぐに結婚だとか家族だとか言い出すのは面倒くさい。
いっそ魔女たちのところへ行っておけば良かったと言うベリアル。

淑乃の目からは涙があふれだしました。

その涙を見て昨夜の涙の訳を理解したベリアル。
暴言を謝り拒絶したのではなく嫌がっている状態ではしたくなかったのだと話しました。

男として行為を抱いている事を知られてはいけない。
それが悪魔に生まれてしまったベリアルの運命なのです。

その夜、自分は元々罪悪を与えるために神に作られた天使だという事を淑乃に話すベリアル。

淑乃もまた自分の気持ちを知られてはいけないと戒めるのでした。

魂を売る契約をしたら自分はどうなるのかと尋ねる淑乃。
魂は未来永劫、手元に置かれると答えるベリアル。

「あんたに私の処女と魂をあげる」

「私を愛する事のないあんたとはもう一緒にはいられない」

淑乃は自分の気持ちに嘘をつく事はできませんでした。
ベリアルの愛する人の永遠になる道を選んだのです。

しぶしぶ契約書を渡すベリアルだったが
淑乃が名前を書き終える寸前に破って燃やしてしまいます。

『この愛は、異端 2巻の感想』

ベリアルの天使の姿。

淑乃はどこかで見た事があると言っていましたが親戚とかでしょうか。
お父さんとお母さん2人の顔に似ていたのかもしれません。

旭に容赦のない仕打ち。
幻聴や幻覚をも操れるとは。

ベリアルは、罪悪感を与えるために神に作られた天使だったんですね。
それで淑乃の貞操を容赦なく奪う事が出来なかったのか。

ベリアルが人間だったら淑乃と両思いでめでたしめでたしだったのに(泣)。

『この愛は、異端 3巻の予想』

契約書を破棄したベリエルは、いったいどこへ向かうのでしょうか?

自分を作り出した紙の元へ行くのではないかと私は予想しています。
それで淑乃に罪悪感を与えたくはないと伝えるのではないかと。

いっその事普通の天使か人間に生まれ変わってほしい(笑)。