宇宙を駆けるよだか 3巻の(最終回)ネタバレと感想。結末は?
大事なのは見た目?それとも中身?』
前回のあらすじ
『赤月の日』に然子とあゆみの体が入れ替わって
しまったのでした。
体に戻れない事にショックを受けるあゆみ。
加賀はずっと伝えられなかった自分の思いを伝えるのでした。
加賀の一途な思いにグッときました(*´ー`)!
そこまで思ってくれるなんて嬉しいですよね~。
体が変わってしまったため恋人である水本(しろちゃん)
ともうまくいかず・・。
これには結構ショックでした。( ̄□ ̄;)
意外としろちゃんダークな一面があるんだなと。
学校であゆみを助けたりかばう加賀。
2人の仲が深まっていきます。
そんな時、次の『赤月の日』が訪れ
水本(しろちゃん)に呼び出されたあゆみを
待っていたのは然子でした。
加賀と水本は屋上で言い争い、非常階段から落ちてしまいー?!
ええ~?!2人は果たして大丈夫なのでしょうか・・。
宇宙をかけるよだか3巻(最終回)ネタバレ
『入れ替わってしまった2人』
『しろちゃん、加賀君と入れ替わったの?』
問いかけに黙ったまま救急車に運ばれていった水本(しろちゃん)
意識はあるようなのでほっとしたのですが遂に
2人まで入れ替わってしまったのですね(*_*)!!?
病室のトイレで加賀と水本(しろちゃん)がバッタリ会います。
『帰ったら机の上にある手紙を読んでくれ』
と水本(しろちゃん)は一言残して
去っていったのでした。
待っていたあゆみに加賀が声をかけます。
全部自分のせいだと自分を責めるあゆみに
冗談を言って和ませる加賀。
加賀は本当に素敵な人です・・。個人的に加賀が好きなので
加賀を応援したいです!(^^)!
その頃、病室では水本(しろちゃん)が然子に
『海根さんがあんなに嫌っていた加賀の姿になったけど
愛してくれるよね?』
『外見は変わっても中身は変わらないんだからさ』
と問います。
その言葉に黙ってしまう然子。
水本(しろちゃん)は鋭いところを突いてきますね・・。
『水本(しろちゃん)の本当の気持ち』
退院して帰宅した加賀は机の上においてある手紙に
目を通している時、家に水本(しろちゃん)がやって来ました。
加賀の部屋で話し合う2人。
入れ替わっても水本(しろちゃん)があゆみの事を
ずっと好きだったと気付く加賀。
あゆみの体を元に戻す方法を探るため然子の傍にいたのでした。
なんだ~!そうだったんですね(・_・)良かった~。
ニコニコしながら恐ろしい事を言っていたので・・。
なんだか安心しました!
水本(しろちゃん)と加賀は2人とも
姿が変わってもあゆみに対する気持ちは変わらず、
ずっと好きだったと素直な気持ちを言い合ったのでした。
あゆみは自宅で、どうしたらいいんだろうと悩んでいました。
そんな時窓に何か石が当たる音がして開けてみると
そこには水本(しろちゃん)と加賀の2人の姿が!!
靴も履かずに外に飛び出すあゆみ
3人で抱き合いました。
感動の瞬間です(T_T)いつもの仲良し3人が再び!!
『体取り戻し計画実行!』
あゆみの体を取り戻すために3人で話し合います。
水本(しろちゃん)が帰宅するとアパートの外に
然子が立っていました。
自分は体が変わってもあゆみにはなれなかった
と認めました。認めるからひとりにしないで・・。
と泣きながら水本(しろちゃん)に訴えたのでした。
然子が一方的に嫌な奴だと思っていたけど、
気持ちわからなくもないです。( -_-)
然子も然子で苦しいと感じました・・。
然子を騙し無理やり元に戻ったら然子がした事
と同じになってしまう。まずは水本(しろちゃん)が
然子を説得してみるという事になりました。
確かにそうですよね!いくら酷い事をされたからと言って
同じ事をしたらその人と同じレベルだし、されたら嫌なことは
人にも絶対にしてはいけないです。ヽ(#゚Д゚)ノ
『然子の失踪と母との確執』
翌日然子は姿を消してしまったのです。
3人で町中を探しても一向に見つかりません。
あゆみは然子の母に自分は然子ではなく
体が入れ替わってしまった事を打ち明け
然子の母に然子が行きそうな所を尋ねてみるのでした。
最初は理解してくれなかった然子の母も
今私の体に入っている然子さんが行方不明で
早く探し出さなければ死んでしまうかもしれないという
必死の訴えで、然子の母は
『赤月の森』と答えました。
あゆみの必死な思いが伝わったんですね(^^)
あゆみと水本(しろちゃん)加賀の3人で探しに行き
天文台を見つけたあゆみはうずくまっている然子の姿を
見つけました。
心配したと話すあゆみに然子は
余計なお世話、消えて、ざまぁって思ってるんでしょと
噛み付きます。
『あんたに経験ある!?すれ違いざまブスと言われたり
ばい菌呼ばわりされた事』
完全に然子は自分を見失い暴走していますね..(((;^^)
心配した然子の母がこの場所に来たのでした。
然子の頬を引っ叩いて渇を入れます。
信じられなかったけど一目見て確信したと言いました。
水本(しろちゃん)は今までの経緯を然子の母に
すべて話しました。
然子の母は謝り3人に土下座をしました。
然子も一緒に謝りなさいという母に
然子は母親面しないでと言い放ちます。
『母との和解・・そして元の体へ』
鞄からカッターナイフを取り出し
屋上に向かう然子。
この顔をズタズタにして終わりだと言いました。
然子の母が近づき叩こうとした手で然子を抱きしめました。
追い詰めて孤独にしていたと謝りました。
今更遅いと母を突き飛ばす然子に
あゆみは、遅くない!もう1人じゃないんだと言いました。
その言葉に泣き崩れる然子。
元に戻る方法は赤月の日に
2回に分けて入れ替わるという方法のみ。
そして無事みんな元の体に戻る事ができたのでした。
あゆみはどちらとも付き合うことはできないと
2人に言いました。
そんなあゆみに加賀は本当に恋してるのは誰だと問います。
最後の最後までかっこよすぎますよ!加賀さん!
ラストは加賀とくっついてほしかった!!(;_;)
あんなにあゆみのために頑張ったのに・・。
水本(しろちゃん)にしろちゃんが大好きですと
本当の気持ちを伝えました。抱きしめる水本(しろちゃん)
加賀はドアの前で入れずにいる然子に声をかけます。
教室に入るとおはよー俊平。海根さんも!
その言葉に嬉しそうに微笑む然子でした。
宇宙をかけるよだか3巻(最終回)の感想
然子の考え方や思い、わかる気がします。
辛い気持ちをたった1人で抱えていたのでしょう。
自暴自棄になる気持ちもわかります。
あゆみに対する羨ましいという感情がいつからか憎しみに
変わっていってしまったのでしょうね。
あゆみは素直でとてもいい子だけれど
家族も仲が良く恵まれた環境にいた為
然子の気持ちもわからなかったと思います。
然子は母に気付いて欲しくて認めてもらいたくて
悲しい気持ちを抱えていたのではないかなと思いました。
何はともあれみんな無事元の体に戻って
めでたしめでたしでした(^_^)V