『君が死ぬ夏に。 6巻のネタバレと感想』
新たな真実。 真相に迫る。
『君が死ぬ夏に。 6巻のネタバレ』
香奈にピョン吉を捨てた理由を聞く智也。
智也に香奈が言った一言とは。
「智也のことが好き」
幼馴染の智也と香奈。
今まで言えなかった本当の気持ちを智也に伝えました。
「今でも俺は谷川さんが好きだ」
智也も香奈に自分の気持ちをはっきり伝えました。
智也の気持ちを聞いた香奈。
堀と彼氏のデート先にネズミーを強くすすめた事。
智也がデート現場を見てショックを受ければいいと思った事を智也に謝りました。
そして22日ネズミーの日がやってきました。
ネズミーに行ったら何か思い出すかもしれないと言う沙希(幽霊の方)。
いっこうに思い出す気配のない沙希に智也は聞きました。
生きていた時にここで何をしたかったのかを。
マスコットの着ぐるみと写真を撮りたいと思っていたと言う沙希。
マスコットを見た瞬間、沙希の記憶がよみがえってきました。
涙を流しながら沙希は話し始めました。
智也と沙希はここで怒鳴り合いの喧嘩をしたと。
しかし生きていた頃の自分と智也がここまで親しい関係にはなっていなかったと
喧嘩なんてするはずがないと断言する沙希。
生きていたころ補習を受ける事になった沙希。
補修の担当は北島で西田の事で話があるからと言われました。
2人きりになった教室で沙希は北島に乱暴されかけたと言います。
これが原因で智也と沙希は喧嘩になってしまったのです。
沙希に乱暴しようとしたなんて許せない。
堀と西田ももしかしたら・・・。
沙希は智也の考えをさえぎるかのように相沢の話をふりました。
智也は相沢に事情を話し借りている本に
SDカードがはさまっていないか確認してもらいます。
相沢の家に向かう智也と沙希。
西田は他殺の可能性があると相沢に説明SDの内容を確認する智也。
そこには「いとしきみへ」と書かれた2つのファイルがありました。
両方とも文面は西田の家で見たものと同じです。
謎は深まるばかりでした。
演劇部の顧問をしていた北島。
手がかりがつかめない智也は演劇部の部室に忍びこむ事を決意します。
部室の鍵が閉まっていたので職員室に鍵を取りにいく智也。
すると智也を演劇部の部員だと勘違いした3人の女子生徒から
北島にプレゼントを渡してほしいと頼まれます。
北島のファンの3人は春にやっていた劇の話で盛り上がります。
その劇のタイトルは「いとしきみへ」。
遺書と同じタイトルで北島が書いた脚本。
智也は部室で小道具のラブレターを見つけました。
西田の遺書は小道具のラブレターの続きだと自然な形になる事。
北島は小道具としてリアリティを出すために
西田に書く事を頼んだのではないかと予測しました。
予想はつきましたが証拠がありません。
SDカードにあったファイルにはテキストとワード2つの形式のものがありました。
ワードには作成者名が残る事に気付いた智也。
家に帰ってファイルを調べるとそこには北島の名前がありました。
やっと物的証拠を見つけた智也。
警察に行きましたが相手にしてもらえません。
そこでこの証拠を北島に突き出して自白を引き出し
それを録音する事にしました。
回収したレコーダーを確認する智也。
北島がネズミーには行かないと言い出していました。
古田島にはネズミーに来てもらい大勢の前で自白を得た方が
いいと考えた智也。
そのためには堀を説得する必要があります。
智也は堀に電話をかけます。
「西田さんを殺したのは君の彼氏かもな」
彼氏(北島)に会おうとする智也に焦り始める堀。
「彼氏って北島先生だろ」
智也は、自分がいれば仲のいい先生と生徒として世間を騙せると堀に言いました。
これにはさすがの堀も観念して再度、北島を説得する事を約束しました。
一回り大きいぴょん吉の代役を購入する智也。
昼食を食べ終え真相解明のために動き出します。
智也は演劇部の小道具のラブレターは北島が西田に書かせたものではないか
遺言の下書きは北島が渡したのではないかと北島に問う。
北島は当然これを否定。
真実だったとしてもあっさり認めるはずがありません。
もう一つの証拠をつきつける智也。
ワードの作者名に北島の名前があった事。
それに対し北島は作者名など後から誰にでも書き換える事は出来ると言ってくる。
逆に反撃に出た北島。
生徒の死を遊びに使われて平気だと思うか?
最後の証拠を出す智也。
下書きに使ったSDカードを北島に見せます。
智也は北島と西田の指紋がついたSDカードを持って警察に行くと追い詰めていきます。
それでも北島は「生徒を殺す動機はない」と言いました。
1巻にあった雨の中の西田と堀。
この時西田は堀に自分が妊娠したかもしれないと告げていました。
この事が西田の事が邪魔になる理由だったのです。
証拠を隠滅するためにSDカードをへし折る北島。
しかしこれまでの動画はぴょん吉に憑依した沙希がきっちり撮っていました。
逆上して智也に殴りかかる北島を周りの人たちが止めに入ります。
その時智也の背後にナイフを持った人物が現れました。
沙希は身をていして智也をかばいます。
逃げていくのは福岡に似た人物でした。
福岡のポケットから掴んだ手紙を智也に渡す沙希。
それはあの暗号のような図でした。
わたし 山野君が好きです・・・
沙希の最後の言葉でした。
智也は沙希をただただ抱きしめる事しか出来ませんでした。
『君が死ぬ夏に。 6巻の感想』
香奈が智也の事を好きだったなんて。しかも、あのタイミングで伝えるとは。
沙希が好きだと言ったり堀の事が気になるといったり、優柔不断な智也を見かねたんですかね。
沙希(幽霊の方)の記憶が戻って、新事実がどんどん明らかになっていきます。
北島と智也のやり取りはまるで推理ドラマを見ているかのようでした。
推測だけではなくちゃんと証拠も見つけてたたきつける。かっこよかったです!
北島は最低な教師ですよね。沙希に乱暴しようとするなんて。
智也の予想通り堀さんや西島さんにも手を出していたのだと思います。
西島さんが妊娠していたという事実には驚きました。
生徒に妊娠させておいて邪魔になったから殺すなんて・・・。
『君が死ぬ夏に。 7巻の予想』
6巻の最後に智也を刺そうとしたのは、やはり福岡だったのでしょうか。
ゲイと言うのは嘘で本当は堀の事が好きだったら、堀が智也を刺す事を福岡に
命令したのかなと予測しています。
西田は堀の恋敵。北島の弱みを握って(西島が妊娠した事)、殺させたのではないかと。
推理が難しすぎて頭の悪い私には謎が解けません。
今後も智也の名推理に期待しています!